離婚が頭をよぎったら! 夫婦関係の修復事例集

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 バレンタインは夫婦や恋人で甘〜いひとときを過ごす予定の人も多いはず。
 でも、中には「最近夫(妻)とうまくいってないんだよなあ」「もう離婚したほうがいいのかな……」なんて思っている人もいるかもしれません。

 でも、ちょっと待ってください。現状に不満があるのなら、夫婦の関係を見直してみませんか?
 『ぜったい離婚!? と思った時に読む本』(金盛浦子/著、小林裕美子/イラスト、佼成出版社/刊)は離婚をテーマに大ヒットし、話題となった『ぜったい離婚! から素敵な夫婦三昧』をマンガエッセイ化したもの。
 多くの夫婦を離婚の危機から救ってきた、この道35年のカウンセラー金盛浦子さんのアドバイスから、“幸せじゃない”今の状況を抜け出すヒントが必ず見つかるはずです。
 カウンセラーのアドバイスを実践し、夫婦関係を修復することができた事例を、本書から抜粋して紹介します。ぜひ参考にしてみてください。

■ファーストネームで呼び合った
 二児の母であるA子。周囲からいつも「ママ」と呼ばれる毎日です。
 夫にも「ママ」と呼ばれることに嫌気がさしたA子は、ある日、夫・B太に「三日間、ファーストネームで呼び合ってみない?」と提案します。
 最初は照れ臭がっていたB太ですが、お互いをファーストネームで呼び合ううちに、夫婦の関係に変化が……。10年ぶりに結婚記念日を祝い、B太の口からは「いつもありがとう」という言葉が出るようになったのです。
 たかが名前、されど名前。名前で呼びかけるということは、「父」「母」「妻」「夫」といった役割ではなく、相手をその人自身として受け止めること。ファーストネームで呼び合うことで、二人の心の距離が縮まったのです。

■自分から相手を受け入れた
 C介は休みの日といえばパチンコばかりで、育ち盛りの子どももいるのに生活費を持ち出し、夕飯にさえ帰ってこない始末。そんなC介に妻・D美は怒ってばかりの毎日です。
 ある日、D美はふと「私が夫だったら、毎日ガミガミ叱られてばかりでしんどいだろうな」と気付きます。夫婦の関係が悪化する原因を先に作ったのは、C介のほうかもしれません。でも、D美は自分から譲って、相手を受け入れることにしたのです。
 その日から、D美は、C介がパチンコから帰ってくると、「おかえり」「パチンコ、どうだったの」と声をかけるようになりました。それ以来、C介の態度に変化があらわれはじめ、パチンコに行く回数も減り、家族と過ごす時間が増えたのです。

 本書は夫婦が新しい関係を築くためのコツを、ユーモラスに描いたマンガエッセイです。マンガなので、とても分かりやすく頭に入ってくるはずです。
 また、もっと詳しく知りたい人は、『ぜったい離婚! から素敵な夫婦三昧』(金盛浦子/著、佼成出版社/刊)を読んでみてください。

 夫婦の関係を見直して、夫婦で楽しいバレンタインを過ごしましょう♪
(新刊JP編集部)