高校サッカー強豪校の一つ、滋賀・野洲高校サッカー部のプロモーションビデオ(PV)が、ネット上に公開され、「クオリティが高い」「NIKEのCMみたい」と話題になっている。

野洲高校と言えば、2006年の全国高校サッカー選手権で優勝。その快進撃に加え、ピッチ上のプレースタイルで、新風を巻き起こした学校だ。決勝戦で見せたカウンター攻撃は、観客がどよめくほどの華麗なパスワークとなり、当時のニュース番組で幾度も報道された。見る人たちを魅了する、その戦い方は「セクシーフットボール」と評されていた。

同校では、およそ2年前にも「3-1style」というタイトルでPVを制作しており、全国的にも珍しいプロモーション活動を行っていた。

今回、その過去作品がキッカケで、地元・NHK大津放送局の番組「おうみ発610」から取材を受けることになり、新バージョンが制作されたという。

今回は、大阪のPRビデオ制作会社が撮影を行い、「見て楽しいサッカー」「やって楽しいサッカー」というメッセージを込めて発信。彼らの“セクシーフットボール”を1分38秒の映像で表現した。

映像は、18日に番組内で紹介されたもので、番組が放送されていないエリアの方にも見てほしいという配慮のもと、ネット上でも公開された。これに対し、同校に通っていた音楽アーティスト、T.M.Revolution 西川貴教は、「校舎のどこで撮ってるか分かった!懐かしいなぁ♪」と、Twitterでつぶやいている。


▼ 野洲高校サッカー部のPV


▼ 2011年の公開作品「3-1style」