佐藤健
 6月9日“ROCKの日”に日本先行発売される、オアシス最後のアルバム「タイム・フライズ…1994-2009」。そのCMに、佐藤健の出演が決定した。

 オアシスは、アルバム全7作がUKチャート1位を獲得し、全世界で5000万枚以上のセールスを記録。“現代のビートルズ”と評されるイギリスの国民的ロック・バンド。昨年、バンドの中心人物であるノエル・ギャラガー(ギター、ヴォーカル)の脱退により、その歴史にピリオドが打たれた。

 「タイム・フライズ…1994-2009」は、デビューから15年の間に発表された全シングルを完全収録した「ベスト・オブ・ベスト」盤。日本では3本のCMソングに起用されたことでも有名な名曲「ホワットエヴァー」を初収録した、オアシス最後のアルバムとなる。

 9月4日より全国公開となる映画「BECK」では、主題歌(エンディング・テーマ)に彼らの代表曲の一つ「ドント・ルック・バック・イン・アンガー」が起用されることも決定。堤監督がライヴ・パフォーマンスの参考としてキャスト・メンバーに見せていた映像が、オアシスの「ドント・ルック・バック・イン・アンガー」であり、ギター&ヴォーカルのコユキを演じている佐藤健は、これがきっかけでオアシスを知り、大好きになったという。

 佐藤健は「オアシスの日本最後のライヴとなってしまったフジロック・フェスティバル'09、あの日は大雨だったけど、実は僕自身も苗場で実際にライヴを見ていたんですよ。とても感動しました。」とコメント。音楽CMは今回が初挑戦だが、アルバム・ジャケットの「空」をイメージした色調のファッションに身を包み、その感動を素直に表現したという。また、映画「BECK」については、「フジロックでオアシスを見た時の体験が現れています」と述べている。

 注目のCMは、「タイム・フライズ…1994-2009」発売日の6月9日より放送予定。オアシスの日本公式サイトでも同時公開される(PCのみ)。

プロダクション・ノート
オアシスの永遠の名曲「ホワットエヴァー」のミュージック・ビデオをイメージした白い空間に佇み、ヘッドフォンでオアシスを聴く佐藤健さん。顔のアップから徐々にカメラが引いた時につぶやく佐藤さんの言葉、そして表情が、オアシスの持つ歌の素晴らしさをシンプル且つストレートに表現している。監督は、トヨタ自動車「VOXY-父になろう」WEBムービーなどを手がけた清水勝太さん(博報堂プロダクツ)。2009年 カンヌ「ヤング・クリエイティブ・コンペティション」ファイナリストでもある新進気鋭のCMプランナー清水さんと佐藤さんは、今回が初タッグながら「オアシス好き」という共通項ですぐに意気投合、限られた撮影時間の中で、オアシスの魅力を15秒CMに完全凝縮させることに成功した。

オアシス - アーティスト情報
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