名優・森繁久彌の功績をひたすら“笑って”振り返る!

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11月10日に亡くなった名優・森繁久彌を偲び、銀座シネパトスでは12月14日(月)から森繁の出演作18本を特集上映する<喜劇 みんなで笑い初め!>を開催する。

若き日の名優・森繁久彌の姿がスクリーンで楽しめる

晩年は含蓄ある“老人役”として映画やテレビで活躍した森繁は、NHKのアナウンサーから俳優となり、1950〜60年代の高度経済成長期にはコメディー俳優として、喜劇を通して日本に“笑い”という名の活力を与えてくれた。

今回のラインナップにも含まれている、全24作が製作された『駅前シリーズ』(58〜69)や、同じく全30作が製作された『社長シリーズ』(56〜70)といった作品で日本映画の黄金期を支えたという意味でも、彼が日本映画界に残した功績は大きい。また、歌手として7年連続でNHK紅白歌合戦に出場するなど、マルチタレントの元祖的な存在でもあった。

今回は追悼特集となるが、そこにしめやかさは必要ない。なんといっても<喜劇 みんなで笑い初め!>と銘打つように、上映される作品に共通するのはひたすら明るい笑いなのだから。不況にあえぐ今だからこそ、喜劇役者・森繁久彌のエネルギッシュな演技を観て思う存分笑ってほしい。【トライワークス】

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