東芝が業界最大クラスとなる256GBのノートパソコン向けSSDを年内に発売することを発表しました。

また、ミニノートパソコン向けに小型のSSD「フラッシュモジュール」を発売するとのこと。

詳細は以下の通り。
多値NANDを採用した業界最大級の256ギガバイトSSDの製品化について

このリリースによると、東芝はパソコン向けに、多値技術を採用した大容量のNAND型フラッシュメモリ(多値NAND)を搭載した業界最大級の256GBのSSDの出荷を今月から行うそうです。

量産は第4四半期(10〜12月)から行われ、読み出し速度は毎秒最大120MBで書き込み速度は毎秒最大70MBでインターフェースはシリアルATAを採用。

また、今後需要拡大が見込まれるミニノートパソコン向けに、小型のSSDを「フラッシュモジュール」として製品化し、8GB、16GB、32GBモデルの3製品を新たにラインナップに加えたとしています。

ちなみに256GBのSSDすでにSamsungが年内に量産するかもしれないとのことですが、こちらは読み込み速度が毎秒200MB、書き込み速度は毎秒160MBとなっているため、速度面で東芝のものが引けを取る形となっています。

リリースでは価格について触れられていませんが、市場で発売される際の価格が非常に気になるところですね。

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