“あの”アームストロングらを輩出した超名門大卒 豪州出身の23歳・杉山ももが大逆転合格へ“偉大な『65』”
「ショットがすごくよくてバーディチャンスについたところを、たくさん拾えました」。健康的な笑顔を浮かべながら、この一日を振り返る。前日まではアイアンショットに苦しみ、なかなか思い通りの位置につけられなかったが、帯同する父との調整で、グリップの位置を低く構えるスタンスに調整した。するとパーオン率は初日が66.7%(12/18)、2日目が55.6%(10/18)だったが、3日目は77.8%(14/18)まで回復した。さらに効果的なチャンスについたことで、パット数も33→30→25と自然に減少。「小さなこと」が大きな結果につながった。最終プロテストには、『54ホール終了時点で、80位タイまでの者、または20位に8打差までの者のうち、いずれか人数の多い方を第4ラウンドへの進出者とする』という規定がある。つまり、96位だった杉山は、スタート時点で最終日に進めない可能性も十分にあったことになる。それは本人も承知のうえ。「きょうしかない。やるしかない」という気持ちで、コースに飛び出していった。オーストラリア出身の23歳。単身米国に渡り、今年5月にパデュー大を卒業した。両親はともに日本人だが、日本に住んだ経験はなく、今回もオーストラリアから来日し受験している。米女子ツアーの予選会も受けたが、「日本は女子ゴルフが盛り上がっているし、米国ツアーにいる選手も強い。興味を持ちました」と、日本のプロテストは今年が初挑戦。日本語よりも英語のほうが「ちょっと得意」と笑うが、「日本に住んでみたい」という気持ちも強い。3日目終了時点の合格ラインはトータル2アンダー(15位タイ)。まだそこまで5打差あるため「きょうくらいのスコアで回らないと」という立場だが、ビッグスコアを出せることは自らが証明。来年から「小さい頃は1年に1回」訪れる程度だった日本を主戦場にするため、2日続けての猛追へ気持ちを込める。ちなみに杉山が卒業したパデュー大は、人類で初めて月面着陸に成功した宇宙飛行士のニール・アームストロング氏や、ノーベル賞受賞者も輩出する米国でも屈指の超名門校だ。文武両道を絵に描いた23歳にとって、この3日目の躍進が大逆転への“偉大な一歩”になるか?(文・間宮輝憲)
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