バルセロナの地元スポーツ紙‘ムンド・デポルティーボ’が創刊100周年記念の一環として、同紙のウェブサイト上で『あなたが選ぶバルサ史上のベストイレブンは?』という読者アンケートを行ってきた。バルサでプレーしたことのある選手の中からベストイレブンを決めようというわけだ。そして、その結果が2日付けの‘ムンド・デポルティーボ’紙に掲載されている。

10万8620名の読者による投票では、やはり名将ヨハン・クライフが率いた‘ドリームチーム’のメンバーが大半を占めるという結果となったが、現メンバーからもカルラス・プジョール、デコ、ロナウジーニョの3選手が選ばれている。得票数ベスト3は、闘志あふれるプレーと強力なリーダーシップでチームを引っぱる現キャプテンのプジョールが8万7570票と最も票を集め、続いて‘ドリームチーム’の中核だったロナルド・クーマンの7万9216票、そしてマジカルなプレーでファンを魅了し続けるロナウジーニョの7万1819票となった。そして、システムは3−4−3、とバルサファンはやはり攻撃的なシステムを支持している。

<ベストイレブン>

GK:      スビサレータ
DF: プジョール/クーマン/セルジ
MF:     グアルディオアラ
      デコ   /   ラウドルップ
         マラドーナ
FW: クライフ/ロマーリオ/ロナウジーニョ

最強と言っても過言ではないこのベストイレブン。そして、控えイレブンも掲載されているが、こちらも引けを取らない豪華な顔ぶれとなった。

<控えイレブン>

GK:       ラマレッツ
DF: フェレール/ミゲーリ/ルイス・エンリケ
MF:       チャビ
    ニースケンス /  シュスター
          クバラ
FW:  リバウド/エトー/ストイチコフ

ベスト・控えイレブンも忘れることのできないカリスマ的な選手が選ばれていると言っていい。とはいえ、ベストイレブンに選ばれる選ばれないに関わらず、これまでバルサのユニフォームを着てプレーした選手それぞれが、ファンにそれぞれ夢を与えたことも確かだろう。