昨日、プロモーション活動のためにいきなり日本に姿を見せ、テレビの生放送に登場するなどファンを驚かせたデイビッド・ベッカム。約14時間の滞在で日本を後にしたが、スターとはなんとも忙しいものである。そんなベッカムは、今シーズンでレアル・マドリーとの契約が切れることもあり、残留か、はたまた移籍かと大いに注目されている。一時はアメリカ行きの噂も流れたが、スペインの某有力紙は『レアル・マドリーがベッカムに対して2009年6月末までの3年契約の延長を提示した』と報道している。一方、イタリア国内ではインテルのフィーゴのアルイテハド(サウジアラビア)移籍話が浮上しているが、フィーゴが移籍した場合、インテルはその後任としてベッカムを獲得するのでは、と言われている。ベッカムのレアル・マドリー入りが、フィーゴのインテル移籍の理由のひとつにもなったわけだが、仮にベッカムのインテル入りが実現すれば、両者はよくよく縁がある、といったところか。マクラーレン監督である限り、ベッカムのイングランド代表復帰は難しい状況だが、本人は常時出場して活躍し、代表にも復帰したいという希望を失っていない。引き続きレアル・マドリーのベッカムでいるのか、それとも青と黒の縦縞に着替えるのか。今後の動向に注目が必要だ。