侍J、キューバに勝利でSR進出決定 国際大会23連勝で1位通過…栗原が決勝犠飛
同点の8回にモイネロから決勝点…21日から東京ドームでSR開催
野球日本代表「侍ジャパン」は17日、「ラグザス presents 第3回 WBSC プレミア12」グループBのキューバ戦に7-6で勝利。同点の8回に栗原陵矢内野手(ソフトバンク)が決勝犠飛。グループB1位で3大会連続のスーパーラウンド進出が決定した。
侍ジャパンは2回2死三塁で佐野恵太外野手(DeNA)の中前適時打で先制した。3回にも森下翔太外野手(阪神)の中犠飛で2点目。森下はこれで豪州戦から4試合連続、チェコとの強化試合を含めると6試合連続打点をマークした。4回には元ロッテのサントス、元日本ハムのドレイクの連打で1点を失ったが、4回1死一、三塁で佐藤都志也捕手(ロッテ)の左犠飛で再びリードを2点に広げた。
6回にモンカダの適時打などで3点を失い、2点リードの7回には1死一、二塁のピンチで登板した清水達也投手(中日)が元ソフトバンク・デスパイネの投ゴロで悪送球。試合は一時振り出しに戻った。しかし、8回にソフトバンクのモイネロを打ち込み、1死一、三塁で栗原が左犠飛。決勝点で国際大会23連勝となった。
グループBでは、侍ジャパンとチャイニーズ・タイペイを除く4チームが2敗以上を喫している。チャイニーズ・タイペイが4勝1敗で並んでも直接対決で勝利しているため、侍ジャパンのグループB1位通過が決まった。21日から東京ドームで行われるスーパーラウンドではグループA、Bの上位2チームが直接対決し、上位2チームが決勝を戦う。(Full-Count編集部)