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　阪神の佐藤輝が11日、ランチ特打で圧巻のパフォーマンスを披露した。47スイング中、柵越え9本で右翼ポール方向に引っ張った打球はゼロ。ドジャース・大谷のように中堅から逆方向へ大飛球を連発し、安芸キャンプのファンを驚かせた。

　9本の内訳は、右中間1本、中堅3本、左中間4本、左翼1本。右打者でもほとんど入らない左中間へ次々と白球を運んだ。ラストスイングで放った9発目は、バッククスリーンを越える推定140メートルの特大弾。大谷ばりのノーステップに近い打法で、来季は逆方向への一発も量産を狙う。