29日前場の上場投資信託(ETF)および指数連動証券(ETN)の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前日比43.7%減の1290億円。うち、日経平均株価に連動するETF(ベアETF・レバレッジETFを含む)22銘柄の売買代金は同44.7%減の1072億円だった。

 個別ではグローバルX AI&ビッグデータ ETF <223A> 、SPDRゴールド・シェア <1326> 、NEXT NOTES 金先物 ダブル・ブル ETN <2036> 、WisdomTree パラジウム上場投資信託 <1675> 、純パラジウム上場信託(現物国内保管型) <1543> など6銘柄が新高値。

 そのほか目立った値動きではNZAM カーボン・エフィシェント指数 <2567> が4.86%高と大幅な上昇。

 日経平均株価が213円高と急騰するなか、日経平均に連動するETFでは、NEXT日経平均レバレッジ <1570> が売買代金713億8000万円となり東証全銘柄でトップ。ただ、売買代金は過去5営業日における前引け時点の平均945億7000万円を大きく下回っており低調。

 その他の日経平均ETFでは日経平均ベア2倍上場投信 <1360> が73億5200万円、楽天ETF-日経レバレッジ指数連動型 <1458> が69億9600万円、NEXT 日経225連動型 <1321> が62億7600万円、楽天ETF-日経ダブルインバース指数連動型 <1459> が39億1100万円、日経平均ブル2倍上場投信 <1579> が37億4100万円の売買代金となった。

株探ニュース