スポニチ

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 ◇W杯アジア最終予選 日本2―0サウジアラビア(2024年10月10日 ジッダ)

 小川の一撃が帰宅ラッシュを誘った。1―0の後半31分に投入されると、見せ場は5分後だ。伊東の右CKに頭で合わせ、ファーサイドへ叩き込んだ。2戦連発で通算7得点。デビュー6試合での歴代最多得点をマーク。ダメ押しの一発で相手サポーターが続々と席を立ち始めるなど、意気消沈させ「帰らせるつもりはなかったけど。完全アウェーの雰囲気は自分にとっておいしい試合だなって(思っていた)」と胸を張った。

 2戦連続で途中出場から得点を挙げ、FWの先発争いを激化させている。「素晴らしい選手がいる中で、自分の中では得点を一番大事にしている。チャンスが来た時にどういうマインド、準備、コンディションが整っているかにフォーカスしたい」。量産態勢でポジションを確立する。