阿部監督(右)、三浦監督(左)と記念撮影する西本欣司球審(中央)=撮影・佐藤厚

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 「巨人4−2DeNA」(2日、東京ドーム)

 西本欣司審判員(57)が球審を務め、35年間の審判生活に幕を閉じた。

 試合を終えると、巨人・阿部監督が花束を手に西本審判員の元へ。がっちりと握手も交わし、記念撮影も行った。

 巨人、DeNA両軍の選手も整列して拍手を送ると、ファンから大歓声とともに、審判には異例とも言える「西本コール」もわき起こった。

 西本審判員は武相−愛知学院大を経て、プロ野球界へ。今年が35年目だった。

 日本シリーズは4度、球宴も3度出場。安定したジャッジと熱いジェスチャーで、プロ野球ファンには知られた名物審判のひとりだった。