ソシエダの久保建英【写真:徳原隆元】

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久保がゴールを決めれば39試合で負けなし

 スペイン1部レアル・ソシエダの日本代表MF久保建英は9月28日のラ・リーガ第8節バレンシア戦(3-0)で今季2ゴール目を挙げた。

 試合後、ファン投票でMVPに選出された久保は「DAZN」のインタビューに対応。自身の不敗神話について触れた。

「僕が得点した試合で負けていないなら今後も続けていきたい。多分、僕の得点が少ないと言うことはできるでしょう(笑)。もっとゴールを決めないといけないし、勝ち点3を重ねたいです」

 前半8分、久保がリーグ6戦ぶりとなるゴールを挙げた。右ウイングで先発した久保はMFセルヒオ・ゴメスの折り返しにきっちりと左足を合わせて先制。今季2ゴール目をマークし、3-0の勝利に貢献した。

 これでソシエダに移籍後、ゴールを決めれば17試合で負けなしの16勝1分という不敗神話を継続中。久保も「続けていきたい」と話し、ファンからも「この記録は破れない」「信じられない」「ほんとに凄い」などの反響が寄せられていた。だが、久保の記録は17戦どころではなく、最後に負けたのがなんと6年前だ。

 FC東京U-23の一員としてJ3を戦っていた7月7日の福島ユナイテッド戦で1ゴールしながらも1-3で敗戦。このあと、日本での公式戦、年代別代表、日本代表、スペインでの公式戦を含めてなんと39試合でゴールすれば無敗を飾っている。

 圧巻の記録は「破れない」ものであり、どこまで伸びるのか見ものだ。(FOOTBALL ZONE編集部)