原型とどめてない?

攻撃を受けていた空軍基地の衛星画像が公開

 ウクライナ国防省・情報総局(GUR)は2024年8月5日、ロシアのロストフ州にあるモロゾフスク飛行場に対して実施した攻撃の詳細について発表。攻撃後の衛星画像も公開しました。


滑空爆弾が搭載可能なSu-34。今回の攻撃で地上撃破されたとみられる(画像:ロシア国防省)。

 前線から約265km離れた場所にあるモロゾフスク飛行場は、ウクライナの戦場で猛威を振るっている滑空爆弾などが保管されており、それを搭載するSu-34戦闘爆撃機などの発着基地となっています。ウクライナ軍参謀本部は2024年8月2日、この飛行場に攻撃を行ったと発表していました。

 ウクライナ国防省によると、飛行場では大火災が発生し、Su-34が1機破壊されたほか、さらに2機が損傷した可能性が高いとのこと。飛行場に併設されていた兵器庫は完全に破壊され、4つの技術棟と2つの格納庫も損傷したと報告しています。

 今回の攻撃は、複数のドローンによる攻撃とみられます。