リバプールからの関心が取り沙汰されている久保。(C)Getty Images

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 久保建英リバプール移籍をめぐる日本の報道は、現地でも話題になっている。

 レアル・ソシエダが設定した契約解除金を上回る移籍金、そして破格の年俸をリバプールが用意したとも言われる久保。以前から、モハメド・サラーの長期的な後継者候補ともうわさされていたが、そのサラーが在籍しているうちにアンフィールドに向かう可能性があるのか注目だ。

 報道を受け、リバプール専門サイト『Rush The Kop』は7月21日、「クボは現在のリーガで有数の活躍を見せている若手アタッカーだ。近年のソシエダ躍進の非常に重要な存在となった。23歳のクボはまだ全盛期に達しておらず、長期的にリバプール攻撃陣にとって大きな補強となるかもしれない」と伝えている。

「クラブに残っている攻撃陣の現有戦力が退団することなく、(久保の獲得が)実現した場合、興味深い補強だろう。ルイス・ディアス、ダルウィン・ヌニェス、サラーが全員残るなら、少なくとも1年目のクボがコンスタントな出場機会を見つけるのは難しいかもしれない」
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 さらに、同メディアは「この報道が、前述の選手たちの誰かが退団するかもしれないと意味するのかは興味深い」と続けた。

「ただ、選手として、クボはリバプールのターゲットになるのに十分ふさわしい。ボールを持ったときはダイナミックで、電光石火のスピードと、目もくらむドリブルのスキルを持つ。間違いなく、旋風を巻き起こす補強だろう」

 久保が幼少期から過ごしたスペインを飛び出し、世界最高峰とも言われるプレミアリーグに挑戦する日が訪れるのか。日本代表主将・遠藤航とクラブでもチームメイトになるのか、進展から目が離せない。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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