ドジャース・大谷翔平【写真:ロイター】

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ドジャースのブルペンで流行っている「ハット・ゲーム」

 ドジャースのブルペンでは、ちょっとした遊びが行われているようだ。アレックス・ベシア投手は6月の試合で、大谷翔平投手の打席時にブルペンでグラブを持ってホームランボールを待ち構えていた様子が話題に。仮にキャッチすれば“ポイント”が貰えたという。

 ドジャース専門ポッドキャスト番組「The Dodgers Bleed Los Podcast」に出演したベシアは、ブルペンで流行っている「ハット・ゲーム」について説明。「試合中いつでも脱帽することによって(ゲームに)参加することができるんだ。(味方が)ホームランを打ったら、1ポイントを獲得できる。シーズン終了後に最もポイントを稼いだ人が優勝するんだ」と話した。

“優勝者”に贈られる景品は未定だというが、「皆で楽しみながら、明るい雰囲気になるようにしているんだ」と話した。

 ベシアは6月27日(同28日)の敵地・ホワイトソックス戦時に、大谷の第2打席で外野のブルペンで待ち構えていた様子がSNSで話題に。結局この打席は四球で、ベシアはふざけるように帽子を叩き付けていた。本塁打を打つ選手を宣言してキャッチすれば10ポイントだという。「今まで誰もやったことがないんだけど、宣言して、キャッチすると10ポイントが貰えるんだ。私がブルペンで立っている写真を撮られたよ」と笑顔を見せた。

 3日(同4日)の試合を終えて36試合で防御率1.43と好投しているベシアをはじめ、ドジャースの救援防御率はMLB3位の3.20を誇る。ちょっとした遊びで、結束を強めているようだ。(Full-Count編集部)