パパが「PTA役員になりたい」と言い出したら…「賛成」or「反対」どっち? 1400人超のママが答えた
今や、わが子の学校や園の「PTA活動」に関わるパパも珍しくなくなってきていますが、ママが主体となっているPTAもまだまだ少なくないのが実情だと思います。そんなママたちは実際、パパのPTA参加に対して「賛成」なのでしょうか。それとも「反対」なのでしょうか。インタースペース(東京都新宿区)が運営するウェブメディア「ママスタセレクト」が、「パパのPTA役員参加」に関する調査を実施。その結果を発表しました。
「条件付きの賛成」も?
調査は2024年5月18日・19日の2日間、子どもがいる人、妊娠中の人を対象に、インターネットリサーチで実施。1408人から有効回答を得ています。
「夫がPTA役員に立候補したいと言ったら賛成か、反対か」について聞いたところ、「賛成」が28.2%、「反対」が30.8%となり、「反対」がわずかに多い結果となりました。
「反対」と答えた人に理由を聞くと、「仕事をしながらでは難しい」「家族と過ごす時間が減るのは困る」といった家庭への影響を懸念する声のほか、「トラブルに巻き込まれそうで不安」という意見が。
一方、「賛成」と答えた人からは「仕事ができる人だから適任」「役員をきっかけに子育てに積極的になれると思う」「パパの活躍ぶりは子どもにもいい影響を与える」といった声が上がり、パパの参加によって生じる効果に期待を寄せる人もいることがうかがえます。
ただし、最も多かった回答は「どちらともいえない」(41.0%)で、全体の約4割を占める結果に。実質「条件付きの賛成」であることがうかがえるコメントが多かったようで、「最後まで責任をもって一人でやれるなら賛成」「自分に仕事が回ってこないなら賛成」など、ママ自身に負担がかからないことを条件にする声のほか、「やりたいなら引き受ければいい」と本人の積極性を信頼する声もあったということです。
調査結果を受けて、同社は「パパがPTA役員として活動する姿が珍しくなくなりつつあるとはいえ、まだまだ多くの学校や園でPTA活動の中心にいるのは女性です。今後、パパのPTA参加を増やすためには、活動時間の見直しや仕事の効率化が必要でしょう」「『パパがPTA役員に参加するメリット』も参加率向上のヒントになりそうです」とコメントを寄せています。