メッツのエドウィン・ディアス【写真:Getty Images】

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ディアスは9回のマウンドに向かったが、グラブチェックで違反を疑われたもよう

■メッツ 5ー2 カブス(日本時間24日・シカゴ)

 メッツのエドウィン・ディアス投手が23日(日本時間24日)、敵地・カブス戦で1球も投げずに退場処分を食らった。5-2の9回に登板したが、投球練習の段階でのグラブチェックで粘着物質使用の疑いが認められ、退場を告げられた。

 通算212セーブを誇るディアスは、9回のマウンドに登場。審判員にグラブなどをチェックされた際に粘着物質の使用が発覚したようで、審判団が協議。ディアス本人は首を振って信じられないといったような表情を浮かべていたが、宣告にしたがってベンチへ。敵地はブーイングに包まれていた。

 30歳右腕のディアスは2022年オフに5年1億200万ドル(約163億円)でメッツと契約。MLB公式サイトによると「救援投手で最高額の契約」だという。

 試合はディアスから引き継いだ2投手が無失点に抑え、メッツは5-2で勝利したが、後味の悪い勝利となった。(Full-Count編集部)