第2節のボーンマス戦で初めてアンフィールドのピッチにっ立った遠藤。(C)Getty Images

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 6月21日、リバプールの日本代表MF遠藤航が、自身が配信する『月刊・遠藤航』によるトークイベント「The REAL PICK UP MATCH」を都内で開催した。

『月刊・遠藤航』で人気のコンテンツ「PICK UP MATCH」のコーナーでは、プレミアデビューを飾った昨年8月19日の2023-24シーズン第2節・ボーンマス戦(3−1)を振り返った。

 この一戦で遠藤は、移籍が正式に発表された翌日にいきなりベンチ入り。リバプールがアレクシス・マカリステルの退場で数的不利となった直後に、3−1で迎えた63分から途中出場を果たし、アンフィールドのピッチに立った。
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 遠藤はこの時の状況について、「たぶん(ユルゲン・)クロップ監督は、この試合で(自分を)使う気がなかったと思います。でも10人になってから、判断を変えたんじゃないですかね」と話し、当時の心境を明かした。

「この時、リバプールについて3日後ぐらいで、トレーニングに参加したのは前日だけでした。でも正直、マカリステルが退場した時に『俺、出るしかなくね?』とは思いました。守備的ミッドフィルダーがいなくて、勝っている状況のなか、10人で守り切るってなった時に、ベンチのメンバーを見たら、俺しかいないなとはなりました(笑)。ついに来たとかではなく、もう、俺を使えといった感じでした」

 遠藤にとっては思いがけないタイミングでの新天地デビューとなったようだ。

取材・文●中川翼(サッカーダイジェストWeb編集部)