ガンズ・アンド・ローゼズは、ここ数年、『Chinese Democracy』(2008年)のセッション時に作られた曲を、復帰したスラッシュとダフ・マッケイガンをまじえ再レコーディングしリリースしてきたが、マッケイガンによると、真新しい音楽もあるという。

今週放送された米SiriusXMの番組『Trunk Nation』にゲスト出演した彼は、ガンズ・アンド・ローゼズはこの先、過去に作られた曲のリワークではなく、新たに作った曲をリリースする計画はあるのかと問われると、「ああ、もちろん」と答えた後、こう続けた、「新しい曲はある。どうやってリリースするのかは、わからない…。アルバムにするのか、シングルとしてリリースし続けるのか。いまの時代、何が正しい答えなのか、僕にはわからない」

スラッシュは最近、彼の新ソロ・アルバム『Orgy Of The Damned』にガンズ・アンド・ローゼズのメンバーが参加していない理由を問われた際、「ガンズ・アンド・ローゼズは、自分らのアルバムを作ろうとしているとこだ。そこで、俺は彼らと共作している」と、コメントしていた。

スラッシュとマッケイガンが参加し制作されるガンズ・アンド・ローゼズの新しい音楽は、オリジナル・ソングならば1991年リリースの『Use Your Illusion II』以来となる。

ガンズ・アンド・ローゼズは現時点、2024年のツアー日程は告知していない。5月にソロ・アルバムをリリースしたスラッシュは7〜8月に北米でツアーを開催。ダフ・マッケイガンは9月終わりから11月にかけヨーロッパと北米でソロ・ツアーを行う。


Ako Suzuki