全仏オープンテニス、男子シングルス3回戦。コートに落ちてきたハトを見つめるダニール・メドベージェフ(2024年6月1日撮影)。(c)ALAIN JOCARD / AFP

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【AFP=時事】全仏オープンテニス(French Open 2024)で1日、大会第5シードのダニール・メドベージェフ(Daniil Medvedev)とトマス・マハッチ(Tomas Machac、チェコ)の男子シングルス3回戦の試合中にけがをしたハトがコートに落下し、試合の進行が一時止まる出来事があった。

 ハプニングがあったのは第4セットのチェンジコート中で、主審が審判台から下りてコート・スザンヌ・ランラン(Court Suzanne Lenglen)に落ちてきたハトをタオルでくるみ、関係者に引き渡した。

 元世界ランキング1位のメドベージェフは、四大大会(グランドスラム)では他のツアー大会よりチェンジコート休憩の時間が15秒短いことに触れ、予想外のハプニングで通常より体を休めることができたのは良かったと振り返りつつ、「あの鳥が大丈夫だといいけれど。あまり良さそうではなかった。羽に問題があったのかもしれない」とハトを心配し、主審の対応について「素晴らしかった。非常に紳士的だった」と称賛した。

 試合はメドベージェフが7-6(7-4)、7-5、1-6、6-4で勝利し、4回戦へ駒を進めている。

【翻訳編集】AFPBB News

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