オランダ・スキポール空港に駐機するKLMオランダ航空機(2020年3月18日撮影、資料写真)。(c)Arun SANKAR / AFP

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【AFP=時事】オランダ・アムステルダムのスキポール空港(Schiphol Airport)で29日、エプロン(駐機場)で離陸準備中の旅客機のエンジンに人が巻き込まれ、死亡した。当局が明らかにした。

 事故があったのはKLMオランダ航空(KLM)傘下のKLMシティーホッパー(KLM Cityhopper)のデンマーク・ビルン(Billund)行きの便で、短距離用のエンブラエル(Embraer)機。KLMシティーホッパーは、オランダと英ロンドンなどの近隣諸国の都市をつなぐ便を運航している。

 KLMオランダ航空は「スキポール空港できょう、稼働中の航空機のエンジンに人が巻き込まれる事故があった」「残念ながらこの人物は死亡した」と発表したが、死者の身元には触れなかった。

 同空港の警備を担うオランダの国境警察は、乗客を降機させて捜査を開始したと述べた。

 公共放送NOSは、出発ターミナルの横で消防車と救急車に囲まれる同機の画像を投稿した。

【翻訳編集】AFPBB News

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