大谷が手に持つものは?(写真・共同通信)

 5月1日(日本時間)、ダイヤモンドバックス戦に「2番DH」で先発出場したドジャース・大谷翔平選手は、5打数1安打で3三振を喫した。試合は、延長戦の末、3-4でサヨナラ負けとなった。

 これまでプレーに関する報道が多かった大谷だが、シーズンに入って、新たなスポンサーに関する報道が続いている。

「4月18日には、大谷がハワイの高級リゾート地に約26億円の不動産を購入したと報じられました。このリゾートを開発する不動産会社の動画に出演した大谷は、『僕はハワイが大好きです。ここにパラダイスを見つけました。ウインターホームを建設中です』などとPRしています。

 23日には、野球やゴルフの弾動測定デバイスを展開するラプソード社のアンバサダーに就任。大谷は『実際に自分自身が使ってみて、素晴らしい機器だと感じました。僕自身がもっと早い段階で、それこそ少年野球の時代からこういう機器を活用できていれば、もっともっと上手くなれたんじゃないか』とコメント。

 さらに30日には、伊藤園が展開する『お〜いお茶』とグローバル契約を締結したと発表。大谷は『僕は日本にいたときから『お〜いお茶』が大好きでよく飲んでいましたし、アメリカの生活でも大切な相棒となっています』などと語っています」(週刊誌記者)

 伊藤園との契約が発表されると、ネットニュースのコメント欄には、

《思い切った起用ですね。これで売り上げが大幅に伸びて、それが社員の給与に反映されればいいですね》

《あっという間に盗られた24億取り戻せるくらいのスポンサー収入だろうけど、それだけ大谷さんには価値があるって事ですね。ものすごい努力の上に今があると思うので、これからも頑張って欲しいです》

 と応援する声があがる一方で、

《ここ最近、野球の活躍以上にスポンサー契約で目立っている印象。その上、広告塔となって率先してスポンサーがらみの発言をしていりあたりが、やけに耳障りになってきたました。お金の管理には興味がないけど、お金稼ぎにはかなり前のめりな感じがします》

《最近大谷さんはスポンサー広告が多いのではないかと思う。有名人であり金さえ出せばスポンサーになれるなどの安易なスポンサーも多いのではないのか》

 といった批判や心配の声も多い。

 実は大谷は、かつてスポンサーとトラブルになったことがある。

「大谷が “ブランドアンバサダー” という肩書で広告塔になっていた暗号資産交換所が、2022年に破綻。同じく広告塔だったテニス大坂なおみらとともに、投資家から集団提訴されたことがあります。

 大谷は義理堅く、契約を結んだら必ずPRしてくれます。『お〜いお茶』にしても、いつもペットボトルを持って飲んでくれたら、広告効果は抜群でしょう。

 スポンサーになりたい企業が続出するのも当然ですが、一歩間違えれば、怪しげな企業が混じってしまうことも否定できません。SNSで心配する声があるのも当然でしょう」(同)

 Xでは、連日の大谷報道にうんざりした人たちが「大谷ハラスメント」なるハッシュタグを投稿してもいる。大谷フィーバーが続く限り、ネガティブな反応もやみそうにない。