業スーでギトこってり肉丼! 『牛すじとこんにゃくの煮込み』は強すぎる脂がそのスジにはうれしいかぎり
業務スーパーでごはんがすすむ肉惣菜をお求めの方、『牛すじとこんにゃくの煮込み』を試してみてください。こってり系です。
主役の牛赤身すじ肉は、程よい歯ごたえとトロトロの柔らかさを両立させた良食感。溶け込んだ脂が多すぎる甘辛だれのギトギト感が欠点ですけど、そのスジの人にはたまらないのでは!?
『牛すじとこんにゃくの煮込み』の価格・内容量は?
『牛すじとこんにゃくの煮込み』は473円(税込、税抜438円)で販売中。内容量は540g。販売は神戸物産、製造はマスゼン(業スーを運営する神戸物産のグループ会社)。
コスパ(単価)は100gあたり約88円。牛すじ煮込みは一般スーパーだとたまに見かけて150円/100g程度。本品は具材がシンプルなぶん安めの価格に抑えられている印象です。
ちなみに同じくマスゼン製ごはんがすすむグルメには『特盛牛丼』もありますよ。
袋のまま温めるか追加で煮込むだけ
調理は袋のまま熱湯に入れて8分ほど温めるか、開封して鍋に移して5分ほど煮込み直せばOK。かなり濃い味なので、好みで加水したりほかの具材を足して煮込んでもいいですね。
トロトロ食感だけど胃もたれする重たさ
しっかり煮込んだ牛すじと味が染みたこんにゃくの鉄板コンビ。醤油ベースのタレも王道の甘辛系です。
ネックなのは脂の強さ。冷めるとすぐに表面から白く固まってくるほど強烈です……。他のすじ煮込みと比べてもギトギト級の脂っこさといえます。
牛すじは刻み方が細かく、脂身はタレに溶け込んで少なめに感じがち。食べごたえは微妙ながら、旨みの濃さと歯ごたえは優秀です。
弾力食感のこんにゃくも、タレの濃さのおかげで淡白さを感じません。かなりこってりしているぶん、トロリとした口当たりも全体に行き渡っています。
牛すじ丼などにアレンジしやすい甘旨感
タレは味噌と黒糖みつを使って、まろやかな甘口に寄せています。唐辛子のピリ辛感は穏やか。脂の甘さと相まってクドく感じやすいですし、七味などを振るのが無難です。
単体では重く感じた場合、白米にのせて牛すじ丼にするのがおすすめ。ほろっとした食感と甘旨感が際立って、がっつりご飯がすすみます。タレごと肉うどんに使うのもいいですね。
脂と甘みの強さのせいで若干チープ寄りながら、調理の手軽さとアレンジしやすさを考えれば及第点かと。レモンサワーなどさっぱり系のお酒とあわせてどうぞ。
カロリーは?
『牛すじとこんにゃくの煮込み』は100gあたり160kcal(炭水化物 6.5g、食塩相当量 1.2g)。一度に使うのは半量の270g(432kcal)ぐらいに留めるのが無難でしょうか。