モナコの南野拓実【写真:Getty Images】

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モナコはリールとの上位対決を制した

 フランス1部ASモナコは現地時間4月24日、リーグ・アン第29節で4位リールと対戦して1-0で勝利した。

 日本代表MF南野拓実はフル出場で攻守に貢献。モナコは2位をキープし、パリ・サンジェルマン(PSG)の優勝を決めさせなかった。上位対決を制したモナコはUEFAチャンピオンズリーグ(CL)出場権獲得に大きく前進。チームの好調を支えている南野にクラブ公式SNSも注目している。

 リール戦では再三チャンスに絡んだ南野。前半20分には自ら出したパスがカットされると、高い位置で奪い返して右足を振り抜いた。シュートはわずかに枠を捉えられなかった。同37分にはペナルティーエリア内でドリブル突破。相手の脅威となり続けた。

 チームは後半16分にMFユスフ・フォファナが先制点をマーク。この1点を守り切った。

 試合後、クラブ公式SNSがアップした動画で南野は感情を露わにして歓喜を表現。「ブラボー!」と満面の笑みを見せていた。ファンからは「笑顔が世界一」「タキは最大の仲間」「大喜び」などの反響が寄せられていた。

 ザルツブルクやリバプールで経験したCL出場へ向けて、チームの雰囲気も上々のようだ。(FOOTBALL ZONE編集部)