沖侑果 (C)STU

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STU48のドラフト3期生による「STU48 ドラフト3期生 コンサート〜菜の花が咲いた日〜(沖 侑果 卒業セレモニー)」が20日(土)、広島県・広島JMSアステールプラザ 大ホールで開催された。

【写真】沖侑果の卒業セレモニーの様子【9点】

2018年1月に行われた第3回ドラフト会議でSTU48に加入した沖 侑果。約6年間グループにに貢献し続けてきた沖にとって、最後の大舞台となる「STU48 ドラフト3期生 コンサート〜菜の花が咲いた日〜(沖 侑果 卒業セレモニー)」。

コンサートは、2019年STU48 2ndシングル『風を待つ』のカップリング曲としてドラフト3期生のために書き下ろされた『やがて 菜の花が咲く頃』からスタート。客席は菜の花の花畑のような一面黄色のペンライトカラーで埋め尽くされた。

冒頭の挨拶では沖と中村舞の恒例の喧嘩トークが繰り広げられたが、続いて2人で披露した『思い出のほとんど』では涙を堪えきれない中村の肩を抱く沖の姿に、客席は感動の渦に巻き込まれた。

アンコールでは同期で卒業生の溝口亜以子、由良朱合も登場し5人でドラフト3期生時代の課題曲『ここがロドスだ、ここで跳べ!』、ドラフト3期生の楽曲『やがて 菜の花が咲く頃』を再び披露。

沖が「この楽曲は初めていただいたオリジナル楽曲であり、今日のコンサートタイトルにもなった、とても大切な曲なんですが、5人揃ってファンの方の前で披露したことはないので今日が最初で最後になります。こうして5人全員で皆様の前で披露できて本当に嬉しいです。」とコメント。

後半の卒業ブロックでは同じドラフト3期生でNMB48の山本望叶がゲスト出演し、ドラフト会議の時に同じチームで披露した『思い出せてよかった』を披露した。また『笑顔のチャンス』ではかつての瀬戸内PR部隊Season2のメンバーだった卒業生の吉崎凜子が、そして『桜の木になろう』では先日卒業したばかりの今村美月がそれぞれ出演。今村との歌唱では今まで笑顔だった沖も緊張がほどけたかのように大粒の涙を流した。

卒業セレモニーでは純白のドレスに身を包んだ沖がステージ中央に立ち『僕はこの海を眺めてる』をソロで歌唱。信濃(宙花)からの手紙では「心が折れそうになった時も一緒にいてくれて、いつも一緒にいることが当たり前になっていて卒業を聞いた時、驚きと同様で理解が追いつかなかったです。侑果ちゃんがいる間に3人で選抜メンバーに選ばれて嬉しかったです。沢山待たせてごめんね。ずっとずっと待っていてくれてありがとう。もっともっと一緒にいたかったです。何かあったら夜中でも連絡してください。気持ちだけは東京に駆けつけます(笑)。これからもずっとずっと大好きだよ」と綴られた。

中村からは「初めてお手紙を書きます。喧嘩することが多く、この6年間お互いお手紙の依頼を断ってきていました。やっと書ける日が来ました。自分のやりたいことが明確で前を向いている沖ちゃんはとても輝いています。第1印象がよくなかった2人。いつの間にか沖舞と呼ばれる仲になれ喧嘩もするようになりましたが、今では8ヶ月間も口を聞かなかったこと、今更になってもったいなかったなと思っています。

私たちは、いろんな感情が邪魔をして距離が近すぎたり遠くなったり、忙しい2人だったなと思います。すれ違うこともあったけど、今では唯一無二の存在です。ここまで大好きになれる人、これから先も見つからないです。私を成長させてくれてありがとう。沖ちゃんのこと大好きです。新しい世界へ、挑戦しようとしている沖ちゃんはすごいです。いつでも沖ちゃんの味方です。離れていても心は一つです。今まで本当にありがとう。」とのメッセージが伝えられた。