英メディアが現時点のプレミアベスト11を選出【写真:ロイター】

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13試合以上で先発した選手が対象

 イングランド1部プレミアリーグは首位リバプール、2位マンチェスター・シティ、3位アーセナルの3チームが勝ち点差2の中にひしめく熾烈なタイトル争いが繰り広げられている。

 そうしたなか、英メディア「Football365」は現時点でのリーグベストイレブンを選出している。選出はデータサイト「Whoscored.com」のスタッツを基にし、13試合以上で先発した選手が対象となる。 

 史上稀に見る接戦を演じる上位3クラブから11人中7人が選ばれる結果に。最も多くの選手を輩出したのは現在3位のアーセナルで、DFガブリエウ・マガリャンイス、MFデクラン・ライス、FWブカヨ・サカと攻守のキーマン3人がそれぞれ選ばれた。

 首位のリバプールからは2人。最終ラインのDFトレント・アレクサンダー=アーノルドとキャプテンのDFフィルジル・ファン・ダイクが名を連ねた。アンカーでレギュラーポジションを掴み取り、評価急上昇中の日本代表MF遠藤航は選ばれなかった。

 遠藤と同じセントラルMFではライスとともにマンチェスター・シティのMFロドリが選出。3連覇中王者シティの中核を担うスペイン代表MFはすでに「PFA最優秀選手の最有力候補」に推されている。シティからはもう1人、ここまで18得点のFWアーリング・ブラウト・ハーランドも選ばれている。

 アンジェ・ポステコグルー監督が率いる5位のトッテナムから2人、MFジェームズ・マディソンと新キャプテンのFWソン・フンミンのホットラインが揃って選出されている。

 4位と躍進するアストン・ビラや、6位のマンチェスター・ユナイテッド、そして日本代表MF三笘薫が所属する9位ブライトンからは選出されなかった。

 ここで名前が挙がっているのは今季のプレミアリーグを彩ってきた選手たち。終盤戦の活躍からも目が離せない。(FOOTBALL ZONE編集部)