一万円札をシュレッダーでバラバラに…!? 執念で2時間かけて修復した人に顚末を聞いた
仕事中に誤って一万円札をシュレッダーで裁断してしまった人の投稿がX(Twitter)で話題だ。
シュレッダーの中身、全部ひっくり返して必死につなげたわ。#事務ミス選手権 https://t.co/uOjD1njQIe
— かぼす (@E_Casiano14) 2024年2月17日
投稿者はかぼす(@E_Casiano14)さん。「#事務ミス選手権」というハッシュタグ付きで投稿された衝撃のエピソードは、かぼすさん曰く「10年ほど前にやらかした事実」だそう。
シュレッダーに細かく裁断された一万円を、元の形が分かるように並べ直した様子が映っている。それでも、紙幣のフチなどところどころ欠けている部分が見えるのが痛ましい。
最終的に一万円札は、破片をかき集めてテープでつなぎ合わせた後、クリアファイルに入れて銀行へと持って行き、後日「日本銀行」から振り込んでもらうことで事なきを得たそう。
この投稿に対しXでは、「よく頑張った」「素晴らしい根性」などと復旧作業を労う声が多数寄せられた。また、「同じことしてる人いて笑っちゃった」など同じ体験をした人の声もチラホラ。意外と「紙幣をシュレッダーにかける」体験はそこまで珍しくはないのかもしれない。
皆様。たくさんのリプ、いいね、ありがとうございます。個別のお返事が追いつかなくなってきたので追記を。ネタだったら良かったのですが、10年ほど前にやらかした事実です。今となってはいい思い出です。現在このシュレッダーは使用しておらず、佐川急便様の文書融解サービスを利用してます。
— かぼす (@E_Casiano14) 2024年2月18日
いったいどんな経緯でシュレッダーにかけてしまったのだろうか。かぼすさんに当時の状況について話を聞いてみた。
1万円札をシュレッダーにかけてしまった経緯を教えてください。
講習会の申込みが現金書留で送られてきたので、中身を取り出して確認し、何故だかお札だけ中に戻しました。
封筒には個人情報(住所・名前・電話番号)が記載されているため、その当時はシュレッダーにかけていました。
1万円札はどのように張り合わせたのでしょうか。また、どのくらいの労力と時間がかかりましたか?
「シュレッダーにかけた!」と気付いた途端、ゴミ袋を取り出し、もう1人の方と中身を漁りました。
幸い、1万円札の後に裁断したものはなく、破片も大きいものだったので、見つけやすかったのだと思います。つなぎ合わせるのに掛かった時間は2時間程度です。
最終的に1万円札は同額が戻ってきましたか? また、銀行の方や周囲の反応はいかがでしたか?
近くの銀行に問い合わせて、指示を仰いでから持ち込みました。
貼り合わせたモノを見た行員さんからは「これだけあれば全額が戻ると思います。ただ、鑑定作業が必要となるため時間が掛かります。確認が取れた後に日本銀行から振り込まれます」といったことを言われたと思います。
周囲の反応は……爆笑です。この投稿をした後もみんな覚えていたようで、また笑われました!
かぼすさんは今回の投稿の最後に「皆様、くれぐれも封筒の中身はチェックしましょう」と締めくくっている。
会社の仲間から爆笑されたというシュレッダー事件。もし紙幣をシュレッダーにかけてしまうアクシデントに遭遇した場合は、あきらめず復旧を試みてみるのも手かもしれない。
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