シナー、王者ジョコビッチ下し初のGS決勝進出 全豪OP
![全豪オープンテニス、男子シングルス準決勝。勝利を喜ぶヤニック・シナー(2024年1月26日撮影)。(c)David GRAY / AFP](https://image.news.livedoor.com/newsimage/stf/7/4/7439b_1351_3fff309d_28b7d8fb-m.jpg)
決勝でシナーは、第3シードのダニール・メドベージェフ(Daniil Medvedev、ロシア)と第6シードのアレクサンダー・ズベレフ(Alexander Zverev、ドイツ)の勝者と対戦することが決定。これにより、今大会の優勝トロフィーには新たな名前が刻まれることも決まった。
今大会初めてセットを落としたシナーは試合後、「とても厳しい試合だった。かなり良いスタートを切れた。彼は最初の2セットでミスをした。コート上ではそれほど調子が良くなかったように感じたから、プッシュしようとし続けた」と語った。
10度の全豪制覇を果たしているジョコビッチは2018年大会から敗北を味わっておらず、記録更新となる25度目のタイトルを目指していたが、シナーは見事にその台本を引き裂いた。
特に序盤はシナー相手になすすべなく、第2セットまではシナーの8本に対して29本のアンフォーストエラーを記録するなど、いつになくずさんなプレーぶりだった。第3セットのタイブレークではマッチポイントをしのいだジョコビッチだったが、最終的にアンフォーストエラーは54本となり、1度もブレークポイントを奪えないなど、これまでの見事な基準を下回るパフォーマンスとなった。
【翻訳編集】AFPBB News
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