全国の20〜50代の男女、1割の人がインターネット上に誹謗中傷や悪質コメントを書き込まれた経験アリ

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 ビッグローブは9月7日に、全国の20〜50代の男女1000名を対象に実施した、「インターネット上の誹謗中傷に関する意識調査」の結果を発表した。同調査は、8月8〜9日の期間に行われている。

●約8割が「厳罰化を望む」と回答



 調査対象者に、インターネット上に誹謗中傷や悪質なコメントを書き込まれたことがあるかを尋ねたところ、「ある」という回答は10.9%だった。

 年代別では、30代(13.6%)が最多となっている。

 インターネット上に誹謗中傷や悪質なコメントを書き込んだことがあるかを尋ねた質問では、「ある」という回答が6.3%だった。

 年代別では、20代(10.0%)がもっとも多い。

 インターネット上に、何かしらの投稿をしたことがあるかを尋ねたところ、「ある」という回答は39.4%に達しており、年代別では20代の52.4%が投稿経験があることが明らかになった。

 インターネット上に何かしらの投稿をしたことが「ある」と答えた人(394名)に、インターネット上に何かしらの投稿を行う際の考え方を尋ねた質問では、「誹謗中傷にならないように必ず確認をして投稿をしている」が50.5%を占めており、回答者を年代別でみると、30代(55.7%)が最多となっている。

 すべての調査対象者に、侮辱罪の厳罰化やインターネット上での誹謗中傷に関する条例の制定について尋ねたところ、「厳罰化を望む」「やや厳罰化を望む」という回答が82.7%を占めた。