映画『ミンナのウタ』(8月11日公開)の上映イベントが24日に東京高等学校で行われ、主演を務めるGENERATIONS from EXILE TRIBEの片寄涼太、関口メンディー、中務裕太、清水崇監督が登壇した。

映画『ミンナのウタ』(8月11日公開)の上映イベントに出席した(左から)清水崇監督、関口メンディー、さな、片寄涼太、中務裕太

同作は、大ヒット『呪怨』シリーズをはじめ近年では『犬鳴村』などの「村シリーズ」を手がけた、Jホラーの巨匠・清水崇監督の最新作。カセットテープから流れる“とあるメロディー”を聴いた人々が、次第に自らも口ずさむようになり、不可解な事件に巻き込まれていくサスペンスホラー映画だ。GENERATIONS(白濱亜嵐、片寄、小森隼、佐野玲於、関口、中務、数原龍友)が主演を務め、全員が本人役で出演。劇中ではライブを控えた彼らの活動の裏側や日常も描かれ、現実とフィクションが曖昧になった世界で”呪いのメロディー”の恐怖が襲いかかる。

高校生に向け、学校の体育館で行われた同イベント。片寄、関口、中務が学生の間を通りながら登場すると、割れんばかりの大きな歓声が上がる。学生からの大きな歓声と拍手に、片寄は「皆さんのパワーに「皆さんのあのパワーに押されそうになっておりますが、今日は映画の話とか少しお話させていただいて、短い時間ですが、楽しんでいけたらなと思います。よろしくお願いします」と挨拶する。

上映中も学生から悲鳴や阿鼻叫喚の声が多く上がっていたが、GENERATIONSメンバーが観た試写でも悲鳴が上がっていたそう。関口が、特に「佐野玲於が怖がっていた」と話すと、中務も「うるさかったっすもん。隣で『う、うわぁ〜』とか全然関係ないところで言っていて」とモノマネを交えながら反応を明かしていた。

また、イベント中盤には客席の暗転とともに、今作のホラークイーン・さなが、学生の後方から登場し、“呪いのカセットテープ”を手渡すサプライズも。突然の“さな”の登場に会場は騒然となり、学生からは絶叫に近い恐怖の声が上がっていた。

カセットテープを配り終えた“さな”が、壇上の幕の中に消えると、入れ替わりでダンスパフォーマンスグループ・アバンギャルディが“さな”と同じ制服姿で登場。劇中で流れる“呪いのメロディ”とGENERATIONSが歌う主題歌「ミンナのウタ」に合わせてオリジナルダンスを披露。不気味な動きの連続に悲鳴が上がっていた会場だったが、次第にアバンギャルディが見せる圧巻のパフォーマンスに歓声が上がっていた。

パフォーマンスを観終えた片寄は、「僕たちの『ミンナのウタ』に合わせてパフォーマンスをして下さって、こんなに怖いパフォーマンスがあるんだという驚きと、生徒の皆さんのリアクションが最高で僕も楽しませていただきました。感動しました!」とコメント。

一方、関口は「アバンギャルディ〜〜〜!」と声を上げ、笑いを誘いつつ、「曲の世界観とその映画の世界観をばっちり表現してくださって、完全にマッチしていました。会場のみんなもかなりテンション上がっていて、感動してくれたと思うのでありがとうございます」と感想を語った。

特にパフォーマンスを気に入った様子の中務は、「僕はすごくこういうジャンルが好きなので、観ててわくわくしました。そろってて素晴らしかったです」と絶賛する。同曲には、まだ振付がないそうで、関口が「あれが公式振付ということでよろしいですか……」というと、中務も「公式でいきましょう! GENERATIONSもあれでいきましょう」とノリノリの様子で話していた。

最後に、片寄は「今日は本当に短い時間でしたが、映画も楽しんでいただきありがとうございます。皆さんの空気のように、今年の夏は劇場でギャアギャア騒いでいただけたらなと思うので、ぜひ『ミンナのウタ』、皆さんの映画にしていただいて、周りの友達を誘って、楽しんでいただけたらなと思います。今日は本当にありがとうございました」と集まった学生にメッセージを送り、イベントを締めくくった。