女優の伊藤沙莉が主演を務めるテレビ朝日系ドラマ『シッコウ!! 〜犬と私と執行官〜』(毎週火曜21:00〜)第3話がきょう18日に放送される。

左から伊藤沙莉、織田裕二=テレビ朝日提供

大森美香氏が脚本を手掛ける今作は、情け容赦なく“差し押さえ”等を行う国家公務員「執行官」を描くリーガルエンターテインメント。ある事情から執行官の世界に飛び込み、犬担当の執行補助者となる吉野ひかりを伊藤が、ひかりを導く執行官の小原樹を織田裕二が、執行官室の頼れる事務員・栗橋祐介を中島健人(Sexy Zone)が演じる。

犬が苦手にもかかわらずわざわざ保護犬カフェまで来た小原に、「もう一度、執行補助者として助けてほしい」と請われたひかりは、もう一度小原の執行に同行することに。その案件とは、公団住宅の賃料不払いによる明け渡しと動産執行。住人の矢上遼一(高橋光臣)は判決が出てから2カ月経っても部屋を出ていく気配がなく、遼一の従姉妹の理那(横田美紀)の立ち会いのもと部屋へと進入することになるのだが、LSTこと鍵開け担当の砥沢(六角精児)をもってしても、玄関の鍵を開けられない。ひかりの子どもの頃の経験をもとに、小原とひかりはベランダの手すりをつたって隣の部屋から遼一の部屋に進入することに。「着いてきて」「大丈夫?」と声をかけ合いながらの、ハラハラドキドキ地上10メートルでの“共同作業”で、ひかりと小原に連帯感が生まれるのか!?

しかしこの執行で機に厳しい現実を目の当たりにしたひかりは、人の感情がむき出しになる執行の現場に心が痛み、「胸がざわざわしちゃうんです」と告白。そんなひかりの思いを受け入れつつも、小原は執行官という仕事について、熱く語って聞かせる。小原はなぜ執行官の道を選び、どんな思いを持ってこの仕事に臨んでいるのか。織田の約4分にも及ぶ長台詞に注目だ。