櫻井翔に「キャスター失格」の厳しい声、ジャニーズ性加害報道に3週連続ダンマリの“事情”
《プロのキャスターならタブーなくジャニー喜多川の性虐待について意見を述べて欲しい。40過ぎのおじさんが隠れ蓑に隠れている場合では無い》
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櫻井翔が『news zero』で3週ダンマリに厳しい声
嵐の櫻井翔(41)が『news zero』(日本テレビ系)で、所属するジャニーズ事務所の創業者・故ジャニー喜多川氏の性加害問題について、3週連続でダンマリを決め込み、「キャスター失格」と厳しい声があがっている。
「櫻井さんは、5月14日にジャニーズ事務所の藤島ジュリー景子社長の謝罪コメントが発表された後、3度『news zero』に月曜キャスターとして出演していますが、いまだにこの問題について触れていません。
特に、社長謝罪コメントが出た翌15日の放送では、有働由美子アナ(54)が“この件については、番組で話し合って私が話します”と説明し問題に言及したのに対し、櫻井さんは画面からもフレームアウト。これが大炎上に繋がりました」(スポーツ新聞記者談)
その後、事務所の最年長である東山紀之(56)が所属タレントとして初めて同問題に言及。メインキャスターを務める21日放送の『サンデーLIVE!!』(テレビ朝日系)で、本騒動について触れた。その際、「この件に関しましては、最年長である私が最初に口を開くべきだと思い、後輩たちには極力、待ってもらいました」と発言した。
東山のこの発言を聞いた多くの視聴者は、大炎上してしまった櫻井の擁護だと捉えていたが、櫻井が東山に続いて問題に言及する様子は今の所ない。
一方で櫻井が出演する『news zero』と同じ日テレ系のニュース・情報番組『シューイチ』では、櫻井の後輩であるKAT-TUNの中丸雄一(39)が、この件について言及している。この2人の対応の違いはなぜ起きたのか。
「先に櫻井さんがダンマリで炎上し、東山さんが擁護のつもりか“後輩たちに待ってもらった”と話したことで、ジャニーズ事務所の“報道への介入疑惑”が出てしまったんです。
15日の日テレ系『news zero』で櫻井さんが発言しなかったのは、事務所や、21日のテレ朝系『サンデーLIVE!!』に出演する東山さんの意向だとするならば、事務所が報道番組の内容を事前に知っていたり、その内容に口を出していたことになります。
もしそんなことがあれば、“事務所の騒動に言及しない”よりもずっとまずい。ジャニーズには報道・情報番組に出演するキャスター、コメンテーターが複数います。局を超えて報道に介入出来るとしたら大問題です」(芸能プロダクション関係者)
櫻井が望んでダンマリとは考えづらい
事務所と日本テレビ、テレビ朝日はそれぞれ『東スポWEB』の取材に対し「そのような事実はない」と“報道への介入疑惑”を否定している。東山が問題に言及した後に櫻井が続けば疑惑が再燃してしまうため、報道への介入の有無に関係なく櫻井はダンマリを決め込むしかなくなったのかもしれない。
時系列で見てみると、
14日:藤島ジュリー景子社長の謝罪コメント発表
15日:櫻井『news zero』(日テレ系)で言及なし・フレームアウトで炎上
21日:東山『サンデーLIVE!!』(テレ朝系)で謝罪、「後輩たちに待ってもらった」発言で“報道への介入疑惑”浮上。裏被りの日テレ系『シューイチ』で中丸は言及せずも炎上なし。
22日:櫻井『news zero』2度目の言及なし
28日:中丸『シューイチ』で言及
29日:櫻井『news zero』3度目の言及なし
となる。櫻井は東山の“後輩たちに待ってもらった”発言後も一貫してダンマリを続けており、報道への介入はないとする事務所の回答とも一致する。
一方の中丸は、21日には問題に言及しなかったが、同日裏被りの東山の謝罪に大きな注目がいったこと、『シューイチ』がバラエティー要素も含む情報番組色が強かったためか炎上はしていなかった。正統派報道番組『news zero』の“キャスター”である櫻井と、『シューイチ』の“コメンテーター”である中丸ではダンマリの影響力も異なるのだろう。
報道への介入問題は主に『news zero』と『サンデーLIVE!!』に紐づけられているため、その後、中丸が東山の1週遅れで発言したからといって報道への介入疑惑が再燃しているようには思えない。
日本テレビの石沢顕社長は22日の定例会見で、同局系の『news zero』が15日夜の放送でジャニー氏の性加害問題を取り上げた際、櫻井がコメントしなかったことについて
「どういう形で視聴者に伝えたらいいか、スタッフともども議論した結果」
と強調し、あらためて報道への介入について否定している
3週連続のダンマリで批判がやまない櫻井だが、中丸のように本来は自身の思いを伝えたいはずだと推察するのは大手新聞社記者だ。
「『週刊文春』2023年5月25日号(文藝春秋社)の記事によると、今回の問題に対し第三者委員会を設置するかについて、所属タレントの間で意見が割れていたようです。TOKIOの松岡昌宏(46)さんが強く反対したとされる一方、櫻井さんと中丸さんは“設置すべき”と主張したようです。
第三者委員会は事務所外部の専門家などで構成されるため、事務所にとって不都合な事実もつまびらかにする可能性もありますが、櫻井さんは中丸さんと同じく、この問題について徹底究明を望んでいるのではないでしょうか」
話すに話せない理由を抱え、櫻井は批判を浴び続けている。今後、どのような対応を見せるのだろうか。