日ハムが韓国サムスンに勝利 新庄監督「開幕まで全部勝つ」
日本ハムは9日、キャンプ地の沖縄・名護で韓国サムスンと練習試合を行い、3−0で勝利した。試合後、新庄監督がインタビューで試合を振り返った。

この記事はYouTube配信「【春季キャンプ2023】2月9日 初の対外試合を勝利!新庄監督会見」から、ライブドア社の自動書き起こしツールによって生成されています。

「開幕のスタートダッシュに向けてやっていきたい」

いや、もう今年は全ての試合、どんな試合だろうが勝って、勝ち癖をつけて、開幕までもう全部勝つつもりで。開幕のスタートダッシュに向けてやっていきたいと思います。

ーー7人の投手が0点に抑えたが、投手陣はどうだったか

いや、良かったですね今日は。球のキレもだんだん上がってきたし、マウンドでの落ち着きもあったし、まあ全てのピッチャーがね、今年にかける想いというか、伝わってくる内容でした。

ーー畔柳はいい流れを作ったピッチングに見えた。去年に比べてどうか

去年よりちょっとダイナミックさがなくなってきたっていうイメージはあるんですけど、その分落ち着いて、しっかりコントロールを重視して、バッターを抑えているのかなというところは、ちょっと聞いてみたいなと思います。

伊藤はWBCに向けて球速も変化球もよく順調


ーー伊藤もWBCを見据えていい内容だったと思うが、どう感じたか
アメリカのボールで148キロ、まあアメリカのボールを投げたことないと思うんですけど全然違いますからね。それで今の時期でね、球速、あと変化球もいいとこ決まってたし、順調にきてるんじゃないですか。

(ボールは)重さも大きさもちょっと違うっていう感覚があるんですよ。滑らないようにして投げようとすると、指先に変な力が入って。あとは違う肘や肩にちょっと負担がかかってくるんで、バランスよく投げることが大事じゃないかなと、俺は外野の送球をしながら思ってますんで。

清宮のホームランは進塁打のサイン

ーーバッター陣も清宮にホームランが出た

清宮くんに関してはあれは進塁打、サインは。ランナーを進めるバッティングをしてほしいっていうところで、まあホームランに結果的になったけど。ああいうのはきっかけで、例えば2ボールから真っ直ぐ1本狙って進塁打を打つ気持ちで、今日みたいな感覚でカンといったら、ああいう風に角度さえつけばホームランになるっていうコツを掴んでもらえたらいいかなと思います。

ーー五十幡が一番に入って、牽制でアウトになる場面も

いい、あれは大丈夫。どんどん失敗してね、今の時期はっていう言い方はちょっとしたくないんだけど、まあ失敗して。タイミングをね測ってもらえたらいいし、成功の元にもなるしね。

五十幡くんが出て万波くんが初球、ああいうところはやっぱりね、打ちたいのはわかるけど、ちょっと余裕を持って五十幡くんが走るのを待つ、というところもしてくれたら、全員がね、良かったかなと思います。

諦めない野球を今からクセをつけてやっていく

ーー追加点の回は、2アウトから機動力を絡めて得点につなげた

1点をね、何とか取って、今日みたいなゼロ。だから6回から1回ずつ「守るぞ」「守るぞ」ってことをベンチで言ってたので、これがファイターズの勝ちパターン。向こうが何点取ってようが、1点ずつ野手は取る。ピッチャーは追加点を与えないっていう、諦めない野球を今からクセつけてやっていってます。

バトルの中で勝ちが勝ち取れれば最高ですね。とにかく勝ち癖をつける。どんな戦いだろうが、勝って勝って、勝って勝って、勢いをつけていく。

去年いろいろ試した結果、この打順がベスト。こうやっていってます。どこのチームがああだとか、世間でこうだとか、なんか一番バッターは足が速いとか、そういうのじゃなくて、いかに点を取るかっていう打順が今のこの打順になっているだけだであってスタンダードとかはないですね。