2023年2月4日(土)から3月19日(日)まで、そごう横浜店 6F・そごう美術館にて「日本の切り絵 7人のミューズ」の開催が予定されている。女性の切り絵作家7人が制作した合計100点以上の作品を紹介する展覧会。現代日本の切り絵の繊細かつ華麗な世界を楽しめる。本展には、蒼山日菜氏、SouMa氏、筑紫ゆうな氏、福井利佐氏、切り剣Masayo氏、松原真紀氏、柳沢京子氏が出品。バラエティに富んだ作品のラインナップが展開される。切り絵は、ハサミやナイフで紙を切り抜いて貼ることで、絵を描いていく伝統的な技法の1つ。カットで生まれる切り口を生かすことによって、絵具で描くのとはまた趣が異なる独特な効果を生み出す。小さなハサミだけで制作する蒼山日菜氏の作品は、繊細なレース編みのように切り抜かれていることが特徴。SouMa氏は“切り絵”の概念を超えるような立体的・重層的・精緻な作品を制作している。筑紫ゆうな氏が制作しているのは、多くのパーツに絵の具やパステルで着彩することでユーモラスかつやや不思議な雰囲気に仕上げられた作品。福井利佐氏は、高度なデッサン力に裏打ちされた曲線描写と大胆な構図の力強い作品を生み出している。切り剣Masayo氏の作品の主なテーマは“生き物”で、生命力を感じさせる作品を展開。季節の草花や動物を1枚の紙から表現する松原真紀氏は、郷里の八女手漉き和紙にこだわって作品を制作した。柳沢京子氏は、日本古来の渋紙を用いる切り絵作家として知られている。※開催の状況について、最新の情報は公式Webサイトにて要確認SouMa「Robin」2017年松原真紀「メイさんの日」2020年柳沢京子「ギュー、して。」(「母子像」より)2021年■期間:
2023年2月4日(土)〜3月19日(日)■開催場所:
そごう美術館
神奈川県横浜市西区高島2-18-1■問い合わせ先:
そごう美術館
tel. 045-465-5515(直通)
url. https://www.sogo-seibu.jp/common/museum/