1月9日からスタートした、フジテレビ系・平日昼の新バラエティ番組『ぽかぽか』。お笑いコンビ・ハライチとともに、フリーアナウンサーの神田愛花がMCを務めている。

「わずか9カ月で打ち切りとなった『ポップUP!』の後番組として始まりましたが、人気者のハライチに、ここ数年ブレイクし続けている神田アナを起用するなど、フジテレビの気合が伝わります。なかでも、注目を集めているのが、神田アナの“ぶっ飛び”ぶりでしょう。

 たとえば、1月12日の放送では、夫であるバナナマン・日村勇紀さんの家での様子について『甘えまくりマンボーですよ』と謎の表現。日村さんのことを『ソウル』と呼んでいることを明かし、その理由を『勇紀って名前なんですけど、ゆうくん、ゆうきゅん、ゆきゅソウル、ソウルです』と、独特なトークを展開していました」(芸能記者)

 SNSの評判を見てみると、

《神田さんやっぱりぶっ飛んでんなwww 日村さんの呼び方 ソールの由来、初めてご本人の口から聞いて笑ったw》

《ぽかぽか好き。神田愛花さんの頑張りが好き。ガッツも好き(もうガッツなんて言わないか)腕もあるのよね。》

《神田さん、IPPONの時も好きだったけどやっぱり好きだな〜独特だよね》

などと、彼女を評価する声が多く集まっている。

 実際のところ『ぽかぽか』が始まって、いちばん得をしているのは、神田かもしれない。

「神田アナのキャリアは、NHKから始まります。初任地の福岡放送局時代には、『公示』と『告示』を読み間違えて、3カ月間、ニュースセンターを出禁になったこともあったそうです。しばらくは、無名とも言っていいアナウンサーでしたが、その後『サタデースポーツ』のキャスターや、2006年のサッカーW杯のハイライト番組サブMCなどを担当したのち、2012年にフリーへ転身しました。

 知名度を一気に高めたのは、やはり2015年にバナナマン日村さんとの熱愛が『FRIDAY』に報じられてから。2018年に結婚すると、日村さんとの独特な結婚生活をトークで披露し、神田さん自身のキャラクターのおもしろさとも相まって、一躍、人気者になりました。日村さんが『ウォーキングしてくる』と言いながら、ケンドーコバヤシさんと合流してこっそりかけそばを食べてくる様子を『ウォーキング駆け落ちそば』と命名して怒るなど、芸人顔負けのエピソードトークを展開するようになっていきます。

 アナウンサーとして仕切る能力も持っており、男女問わず高い好感度を持っています。いまや、バラエティに引っ張りだこな存在です」

 今回の“昼の顔”への起用も、そうした神田の実力を見込んでのことなのだろう。2023年は、神田にとって飛躍の年となるか。