カタール・ワールカップで2ゴールを挙げたチョ・ギュソン。(C)Getty Images

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 アンジェ・ポステコグルー監督が就任して以降、セルティックにおける日本人選手の活躍は周知のとおりだ。そこに、韓国代表も加わるのかと騒がれている。

 セルティックはこの冬、全北現代のチョ・ギュソン獲得が取りざたされている。カタール・ワールドカップのガーナ戦で2ゴールを挙げ、脚光を浴びたストライカーだ。

 浦和レッズなどの関心が報じられるギオルゴス・ギアクマキスの去就も噂となっているセルティックは、同選手の売却で得られる資金も使ってチョ・ギュソンを獲得するとも言われている。

 英衛星放送『Sky Sports』の記者によると、セルティックは300万ポンド(約4億9500万円)のオファーを出したとのこと。マインツがセルティックの提示額を上回る見込みはなく、フェレンツバロシュはまだオファーを提示していないという。
 
 移籍が実現すれば、古橋亨梧とのポジション争いも注目される。『FOOTBALLFANCAST』は1月9日、「『ハードワークする』とも評された彼を加えることは、セルティックの攻撃力をさらに高めるのに役立つだろう。キョウゴ・フルハシとの競争が激しくなるのは良いことでしかない」と報じた。

「もしもチョを獲得できたら、セルティックは彼に高い質で供給するためのクリエイティブな存在が必要となるだろう。その仕事を担うのはレオ・ハタテと思われる。(旗手のような)目を引き、インパクトを残すタレントと一緒に仕事することは、確実に魅力的な展望となる。獲得できれば、素晴らしいパートナーシップとなるはずだ」

 この冬も小林友希、岩田智輝を獲得し、日本人選手が6人となったセルティック。そこに韓国人ストライカーも加わるのか。今後の進展、そして移籍が実現した場合の古橋との競争や旗手とのコンビネーションが注目される。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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