エンゼルスの大谷翔平【写真:ロイター】

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10日のアストロズ戦でインタビューに登場「彼は二刀流のハードルを上げてしまった」

 米大リーグのエンゼルス大谷翔平投手が自己最多12勝目を挙げた10日(日本時間11日)の敵地アストロズ戦は全米中継された。その中で同僚マイケル・ロレンゼン投手が試合中に中継局のインタビューに対応。自身も挑戦に意欲を燃やす二刀流の凄さについて証言している。

 全米中継された一戦で、放送席とつないでベンチからインタビューに応じたロレンゼン。レッズ時代の2019年に投打で出場していた自身が、今も二刀流に意欲を燃やしていることを受け、「大谷の二刀流の活躍を見て羨ましいと思うか」などと質問を受けた。

「うん、彼を見ているとぜひやりたいよ。素晴らしいよね」と語ったロレンゼン。しかし、大谷の活躍はあまりに異次元のようで「彼は二刀流のハードルを上げてしまったように思える。二刀流はシンプルで簡単なことのように見せているよね」とも率直に明かした。

「2019年は私にとって(二刀流の)ベストを尽くせた1年だったと思う。考えすぎることもなかったしね。近くで彼を見ると、本当に凄いことをやっていると思う。彼はどんどん空振りを奪うし、とんでもない距離打球を飛ばす。インクレディブルだ」

 さらに「大谷がやっていることは驚異的か」と問われると「そうだね。彼は二刀流をシンプルなものにしている。彼は本当にスマートだ。効率的にトレーニングを積んでいるし、何をすべきかを知っている。試合前にどんな準備をするかなども。凄いことなんだ」と繰り返した。

 11日(同12日)のアストロズ戦では34号2ランを放った大谷。ともにプレーし、自身も投打両面での活躍を目指す同僚は二刀流の凄さをまざまざと実感している。

(THE ANSWER編集部)