エンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】

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タイガース戦で32号を放ちリーグ2位に浮上、投球の進化も顕著だが…

エンゼルス 10ー0 タイガース(日本時間6日・アナハイム)

 エンゼルス大谷翔平投手は5日(日本時間6日)に行われたタイガース戦で、今季31号、32号本塁打を放ち、ア・リーグの本塁打ランキングでアーロン・ジャッジ内野手(ヤンキース)に続く2位に浮上した。ここでまた騒がしくなりそうなのが、ジャッジとのリーグMVP争い。MLBアナリストのライアン・スペーダー氏は、大谷がMVPを取れないとなれば「恥ずかしい」とし、その理由に触れている。

 スペーダー氏が自身のツイッターで持論を展開した。MVPは記者投票で決まることを踏まえ「その理由は、オオタニは最終的に去年を上回る成績を残す可能性が高いにもかかわらず、いくつかの全米野球記者協会(BBWAA)に所属する投票権を持つ記者の中に、どういうわけか彼のプレーに飽きてしまっている特定層がいるからだ」としている。

 昨季の大谷は野手として46本塁打、投手として9勝。そして今年は投球の進化が著しく、すでに11勝、打者としても32本塁打。規定打席と規定投球回数の両方に到達する可能性すらある。スペーダー氏は「去年(の活躍)がなくて、もし今年この活躍だったら、彼は間違いなく満場一致でMVPを獲得しているだろう」と指摘。(Full-Count編集部)