(C)Getty Images

写真拡大 (全2枚)

(C)Getty Images

 エンゼルスの大谷翔平は現地9日(日本時間10日)、敵地でのアスレチックス戦に「2番・投手兼DH」のリアル二刀流で出場。3回までに3個の三振を奪い、日米通算1000奪三振を達成した。

【動画】圧巻のバッティングセンス!ボール球を見事にすくい上げた圧巻24号アーチはこちら


 2回に5番ピンダーを88・4マイルのスプリットで仕留めた大谷は、3回にも87・5マイルのスプリッターで7番ブライドから三振を奪う。この時点で日米通算1000奪三振を達成。さらに大谷は9番アレンを90・3マイルのスプリットで切って取った。日本ハム時代に624の三振を奪っている二刀流は、この試合の前まででメジャー通算374奪三振を挙げており、日米通算1000奪三振まであと2奪三振としていた。

 前回登板の3日(同4日)アスレチックス戦では、5回2/3を投げて7安打3失点。99球中61球とスライダーを多投したが、今日は勝負球にスプリットを使っており、ピッチング内容を変えているようだ。

 試合は3回を終えて1−0でエンゼルスがリードしている。3回表に新加入ダガーの三塁打などで援護を貰った大谷は、3回裏のピンチを気迫のピッチングで切り抜けた。この試合で勝てば1918年のベーブ・ルース以来、104年ぶりの2桁勝利&2桁本塁打を達成。また、一発が出れば、メジャー通算118本塁打となり、イチローを超えて日本人単独2位に浮上する。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]