ジョイフルツイッターより

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ファミレスチェーン「ジョイフル」の新商品をめぐり、宣伝と異なるオペレーションを一部店舗でしていたことが分かった。

「ライスおかわりが何度でも無料」を売り文句としていたが、追加料金を請求されたとの苦情がSNSに複数寄せられている。

少なくとも5店舗で誤った案内

ジョイフルは2022年7月12日から、YouTuberのヒカルさんとの協業メニュー「ヒカル考案 冗談抜きで旨い牛焼肉定食」を販売した。累計400万食と異例のヒットを記録したヒカルさんとのコラボレーション商品の第4弾になる。

夏場でもご飯がすすむ料理をテーマに開発され、「ご飯をがっつり食べて夏場を乗り切っていただきたい」との思いからご飯のおかわりは何度でも無料にした。

コンセプトは支持を集め、SNSでは客から「濃い味好きの私としてはご飯進むし美味しくて大満足」「ライスおかわり無料だったので大盛り2杯食べた」と好意的な声が少なくない。

一方、おかわりを制限されたり、追加料金を請求されたりした――といった書き込みも散見される。人気グルメ系ユーチューバーも18日、店員からおかわりは一度までと伝えられたと動画で報告した。

ジョイフル広報は22日、J-CASTニュースの取材に、現在までの調査で少なくとも5店舗で誤った案内をしてしまったと話す。

客からの問い合わせなどで事態を把握し、対象者には返金対応をしている。従業員への伝達が徹底できていなかったとし、19日に再度周知を図ったという。

(22日19時追記)ジョイフル広報から記事公開後に連絡があり、「改めて精査したところ、当社で把握しているのは2件でした」と追加で説明した。