シグマは9月9日、YouTubeでオンライン発表会「SIGMA STAGE ONLINE」を実施し、LマウントとソニーEマウント向けのフルサイズ対応交換レンズ「24mm F2 DG DN | Contemporary」「90mm F2.8 DG DN | Contemporary」を発表した。両製品ともに9月24日から発売を予定しており、価格はオープンプライス。予想実売価格は24mmと90mmともに85,800円。

○24mm F2 DG DN | Contemporary

キャッチコピーに「広がる光景、隅々まで」と銘打ち、シグマがContemporaryラインで展開するプレミアムコンパクトプライムレンズ“Iシリーズ”に属する製品。鏡筒はシリーズに共通する切削アルミニウム仕様で、高いビルドクオリティを実現。開放絞りはF2.0と明るく、サジタルコマ収差を良好に補正したことで星景撮影にも向くという。

SIGMA「24mm F2 DG DN | Contemporary」


レンズ構成:11群13枚(FLD×1枚、SLD×2枚、非球面×2)

フォーカス機構:インナーフォーカス(ステッピングモーター)

絞り羽根:9枚(円形絞り)

最小絞り:F22

最短撮影距離:24.5cm

最大撮影倍率:1:6.7

フィルターサイズ:62mm

本体サイズ(最大径×全長):70×72mm

重さ:365g

花形フード「LH656-02」が付属する


○90mm F2.8 DG DN | Contemporary

キャッチコピーは「ひらめき引き込む90mm」。同様にContemporaryラインのIシリーズに属する製品で、切削アルミニウムの金属製鏡筒で高い質感を備える。SLDガラスを5枚も搭載する高い光学性能が特徴で、ボディ側では補正しにくい軸上色収差を抑制し、高い解像感と色にじみのないクリアな画質を実現したという。その他の主な仕様は以下の通り。

SIGMA「90mm F2.8 DG DN | Contemporary」


レンズ構成:10群11枚(SLD×5、非球面×1)

フォーカス機構:インナーフォーカス(ステッピングモーター)

絞り羽根:9枚(円形絞り)

最小絞り:F22

最短撮影距離:50cm

最大撮影倍率:1:5

フィルターサイズ:55mm

本体サイズ(最大径×全長):64mm×59.7mm

重さ:295g

フード「LH576-02」が付属する