小澤の元交際相手・A子から届いた異様なLINE

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【独占】小澤廉、元JK恋人への“中絶・DV”文春報道に初反論「アザは彼女の自傷行為」#1 から続く。

【写真多数】「ろうそくしたい」A子の猟奇的なLINE、小澤が受けた暴力痕

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 昨年12月、『文春オンライン』が報じた交際相手の女性・A子へのDV問題で、芸能界から離れることになった“元”俳優の小澤廉(れん)。

 週刊女性のインタビューでは、“DVを受けていたのは自分のほうだった”“堕胎を強要した事実はない”と記事の内容とは異なる主張を見せた。

「直撃を受けたのは、テレビ番組の収録を終えた帰りでした。11月28日にA子さんが僕の家で包丁を持ち出していたこともあり、彼女の事務所に相談したうえで僕は自宅を離れていたので、新しい住居の契約のために不動産屋に向かっていたんです。“A子さんの中絶の件で”と突然声をかけられ、驚きました。

 中絶させてしまったことには罪悪感がありましたし、理由の如何によらず、手をあげてしまった事実もありましたが、A子さんによる脅迫とか、僕に暴力を振るっていた事実もまたありましたし……。彼女の所属事務所との話し合いで、僕とA子さん双方の今後を鑑みて、穏便にすませましょうという結論に至ったものだと思い込んでいたので……」

あなたの人生、全部終わらせます

 A子の所属事務所に相談した11月30日からその日までに、A子とのやり取りはなかった。

「ツイッターのメッセージで“このままだったらあなたの人生、全部終わらせますよ”みたいな文面は届いていました。でも、ここで反応したら同じことのくり返しだと判断して、連絡は絶っていました。その後『文春オンライン』の記事で彼女側の告発を知ったんですが、記事の内容を読んで1番驚いたのは僕かもしれません。僕の認識では、事実が1割くらいで、残り9割は事実と異なる内容。こんなことが許されていいのかと強く思っています、今も」

 記事が出た後、小澤は所属事務所の『アイズ』から契約を解除される。小澤が反論のツイートをした後に削除するという不可解な行動もあった。

文春に回答書を出すため、一連の経緯を僕と一緒にまとめてくれたのは、マネージャーのHさんだったので、僕が反論したかった内容はすべてアイズに伝わっていると思っていました。しかし、その後Hさんからは“ああいう記事になったのは、実はもっとひどい内容とか写真があって、あなたが即逮捕されるような記事になるから、これでも柔らかくしてもらった”と言われて“そうなんですか”と……。心の中では“じゃあ、その記事と写真を見せてくれよ”と思いながらも、そのときは何もできず……」

 事務所が記事内容を全面的に認め、契約の解除を発表したのは寝耳に水だった。

「アイズがそれを認めてしまったら、この記事は本当になってしまうと困惑しました。僕個人の見解としては、A子さんとの関係はもちろん同意のうえだったと認識していましたし、彼女の親族にも紹介され、ご挨拶もしていました。事実関係をHさんと一緒に確認したのに、汲み取ってもらえなかったのかと絶望しました……」

 報道があった直後、小澤をよく知る関係者から連絡があった。

「“アイズはHも社長も含め廉を切り捨てたんだから、今すぐ弁護士に相談した方がいい”と、弁護士さんを紹介してくれました。弁護士さんにお話ししたら、“これはひどい”と。“記事の内容を事務所が認めてしまっていることがまず問題だから、文春とA子さんの事務所に反論するんじゃなくて、まずはアイズに対して言いましょう”ということで、反論のツイートをしました。そしたら、Hさんが叫びながら僕の家に来て。ドアをドンドン叩きながら、“開けて! 開けて!”と……」

 さらなる警察沙汰になることを恐れた小澤は、ドアを開けなかった。

反論ツイートを事務所に消された

「そしたら“損害賠償が億を超えちゃうから”みたいなことを言ってきて。そのとき僕は無知だったので、“億”という言葉に恐怖を覚えて結局ドアを開けてしまったんです。すると、“今すぐさっきのツイートは消して、こういう文を書いて”と言われて……。あれはHさんに指示されて書きました。やりとりしたLINEの履歴も残っています」

 証拠を持っているという小澤だが、なぜこのタイミングでの告白になったのか。

「弁明をするかどうか、ずっと迷ってきたんです。“僕が弁明することによって、A子さんにまた深い傷を与えるんじゃないか”ということも考えました。でも、“この記事で、人生がぶち壊された僕の立場ってどうなんだろう”って。弁護士さんに話を聞くと“男女間の問題は、離婚とか含め女性のほうが強いよ”と言われて、気持ちが折れてしまっていました」

 小澤はA子が中絶した後、水子供養に今も通っている。

「供養先の施設の方が、人として生きる道しるべを僕に示してくれまして。“謙虚に小さく小さく生きること。針の穴に、太くなっちゃった糸を通すのは難しいけれど、謙虚に生きて、小さく細くなってから針の穴を通すのは難しくない”と。感銘を受けて、謙虚に生きよう、弁明もせずにいよう、そう思っていたんです」

 しかし、波紋が広がることで、小澤個人の問題ではすまなくなっていった。

「僕の家族は、僕以上に苦しんできたと思う。僕は今、犯罪者みたいになってるんですよ。有名で影響力のあるユーチューバーさんの動画を最近になって見たんです。“みんなコイツが復帰するとか言い出したら、叩きまくって阻止しよう”みたいなことを言っていて。世間は僕のことを犯罪者だと思っているんだなって。記事の内容が本当ならば、僕も僕のことを犯罪者だなって思います。でも、報道のすべてが事実というわけではないので、必要な弁明はするべきだと決心しました」

 小澤は一方的に犯罪者扱いされることに疑問を持ったということなのだろう。

 A子が妊娠した際に「本当に俺の子なのか」と言ったのは、あまりにもデリカシーに欠ける発言に思える。しかし彼は、A子が中絶した経緯についても疑問を持っていると話す。

「妊娠を告げられた際、彼女とはセックスレスに近い状態だったと認識していたので、病院に同伴させてくれるよう頼みました。しかし、“男子禁制だから”という理由で、手術当日も送り迎えをしたにもかかわらず、最後まで医師からの説明を直接受けることは叶いませんでした。

 妊娠検査のエコー写真には、撮影日が記載されているはずなのですが、僕がA子さんから受け取ったエコー写真2枚は、どちらも日付が記載された部分がハサミで切り取られていたんです。

 また、記事にあった胎児の大きさに違和感を感じたことも、不信感を拭えない理由の1つです。手放しで彼女の妊娠を信じてあげられなかったことは、今もわだかまりとして胸に残っています」

A子にも事情を聞くとーー

 8月下旬、事実を確認するため、週刊女性はA子に電話で話を聞いた。

――昨年12月の小澤廉さんの記事について。

「……はい」

 記者が本題に入ろうとすると、

「一度、マネージャーに連絡するので……一瞬電話して、あ、ちょっと待ってもらって……一瞬、保留にしてもいいですか」

 遮るように話し、通話を保留に。通話に戻ると、

「いったんマネージャーからの折り返しを待っていただいてもいいですか?(事務所に)そう言われまして……」

 そう言い残し、小澤との関係について否定することなく通話を終えた。

 A子の所属事務所に事実関係を問い合わせると、

「本人及び担当マネージャーに確認いたしましたが、そのような事実はいっさいございません」

 と回答した。

 当時のマネージャーH氏にも電話で問い合わせたが、すでにアイズを退社したとのこと。一連の事実について尋ねたが、

「私がアイズの社員として関わっているときに知り得た情報を話すのは、機密情報の漏洩になりかねないので……。アイズに確認をとってから連絡します」

と返答した後、連絡が取れなくなった。

A子には心から健康でいてほしい

 小澤はインタビューの終わりに、再び懺悔の言葉を口にした。

「失望させてしまったファンの方々、ご迷惑をおかけした関係者の皆様には、謝っても許されることではありませんが、謝罪をさせていただきたいです。すべては、僕が相手女性に対して誠意を持って向き合ってこなかったことが原因で起きたことだと、深く反省しております。相手女性の方には、身勝手ながら、僕は今でも心から健康でいてほしいと思っています。

 この数か月間は気持ちの整理がまったくつかず、反省の気持ちと“違うんだ”という気持ちが複雑に絡み合い、自分で何をすればいいのかわからない深い闇の中にいました。自身の混沌とした思いを発信する機会を与えていただきましたこと、心から感謝いたします。最後にもう一度、小澤廉に関わってくださったすべての方々に、お詫びさせてください。大変申し訳ございませんでした」

 男女の関係については、当事者にしかわからない事情もあるだろう。小澤に不誠実な行動と発言があったことは、本人も認めるところであり間違いない。しかし、あまりにも一方的で事実と異なる情報に、小澤が未来を奪われ、深く苦しんでいることも、事実なのである。