夏の日差しが日焼け止めを「貫通」 紫外線対策の重要さが、一目でわかる写真がこちら
暑さの厳しい日が続いている。外出する際には日焼け止めを塗って、肌が焼けるのを防止しているという人も多いだろう。
しかし、あまりにも日差しが強いと、日焼け止めでは歯が立たないこともあるようだ。
写真の中でかざされている左腕。その肘の方から拳に向かって見ていくと、肌の色が何色かに分かれている。
前腕の大部分と拳周りは、小麦色。手首の周りには、ほとんど焼けていないような白い部分と焦げ茶色になるほど日焼けした部分がある。
実は、焼けた部分にも日焼け止めが塗られていたのだが......。
こちらの写真に対し、ツイッター上では、
「まるでオーブンで焼け目をつけたかのよう」
「ティラミスかな」
「肌が出てた部分は、日焼けというか、焦げたみたいな色に...」
といった声が寄せられている。
話題になっているのは、大阪府在住のアマチュア写真家のこな(@kooooona)さんが2021年7月24日に投稿した写真だ。Jタウンネット記者は26日、本人に話を聞いた。
秋になるまでこのままの状態
こなさんは、週末に全国各地に出かけては写真を撮っている。
注目を集めた日焼けの写真は24日の夕方、数日間にわたる登山後に撮影したもの。
肘の側からアームカバー、アップルウォッチ、グローブを身に着け、アップルウォッチとグローブの間の部分は日焼け止めのみだったという。見事にそれを反映したグラデーションになっている。
「富山県の立山をスタートして、新穂高温泉までのルートを8日間かけ、北アルプスの山を縦走した後に撮影したものです。登山中は毎日夏晴れの日が続いていたのに加えて、連日2000メートルを超える標高の高い場所にいたため、沢山紫外線を浴びたと思います」(こなさん)
今回こなさんが使った日焼け止めは、一般的に日焼けしにくいとされる「SPF50+」、「PA++++」の水や汗に強いタイプの物。毎日登山開始前に塗り、休憩時には塗り直していたが、それでも肌を晒していた部分は真っ黒になってしまったという。
「実は毎年この時期にこうなっているので、今年も夏が来たな〜というのが一番の感想です。
私は趣味でバイクにも乗るのですが、グローブとジャケットの隙間の手首の部分が同様に日焼けしてしまうので夏の風物詩みたいになっています。ちなみに痛みやかゆみなどは無いです」(こなさん)
なお、腕の日焼けは26日時点でも黒いまま。
例年通りに過ごすと秋になるまでこのままの状態なので、「手首を覆えるタイプのアームカバーを探しています。どなたかオススメの物があれば教えて欲しいです」と語った。
ツイッターでの反響について、こなさんは、
「本来日焼けは肌に良くないものですので、私のこの惨状を見ていただいて皆さんが日焼け対策をしっかりしていただければなと思います。
半袖の服を着て買い物とかに行くと本当に見られて恥ずかしいので...。しっかり日焼け対策をして夏を楽しみましょう!」
とコメントしている。