5万円台なのに超ハイスペック! 5Gスマホモトローラ「moto g100」

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高速通信の5G通信が普及につれて、5G通信機能搭載のスマートフォンが市場で急速に増えてきています。5G通信のサービスイン当初はハイエンドモデルだけに通信機能が搭載されていましたが、最近では入手しやすいミドルレンジでも5G対応になりつつあります。

その中でも、いま注目されている性能や機能はハイエンドなみで、価格はリーズナブルなモトローラ・モビリティ・ジャパンのmoto g100を紹介します。

moto g100は、モトローラのmoto gシリーズの中でも高性能/高機能なモデル。
・SoCにSnapdragon 870を搭載
・ディスプレイは6.7インチ
・5G対応
このようにスペックはハイエンドクラスです。
それでいて価格帯が5万円台と、他社のハイエンドモデルんも半分となっているのです。

moto g100は、このほかにもOSはAndroid 11、メモリ8GB、ストレージ128GB、デュアルのNano SIMカードスロット、指紋認証、内蔵バッテリーは5000mAhで急速充電対応、カメラはフロント2眼(1600万画素+超広角800万画素)、リア(メイン)3眼(6400万画素+超広角/マクロ1600万画素+深度センサー200万画素)と申し分のないスペックになっています。

モトローラ・モビリティ・ジャパンよりデモ機をお借りしましたので、写真で紹介します。

ディスプレイは、6.7インチ(21:9 シネマビジョンアスペクト比、リフレッシュレート90Hz)


moto g100



カラーはイリディセントスカイ、メインカメラは3眼。



USB Type-C端子とイヤホンマイクジャック3.5mmを搭載



デュアルSIMスロット。microSDカードとは排他仕様


5G通信のバンドは、Sub-6GHz band n1/n3/n5/n7/n8/n28/n38/n41/n66/n77/n78に対応しています。楽天モバイルの5G通信例です。


SPEEDTESTで200Mbps前後を記録(アプリSPEEDTEST)


moto g100にはユニークな機能があります。
外部ディスプレイに接続して、PCライクなデスクトップで利用できる「Ready For」という機能です。

moto g100をトラックパッドとして利用できますが、USB Type-CハブやBluetoothによりマウスとキーボードを接続すれば、PCと同じような操作ができます。


外部ディスプレイに接続して「Ready For」を利用



「Ready For」はアプリをマルチウィンドウで利用可能


マクロカメラにはリングライトを搭載しており、マクロ撮影が使いやすくなっています。


マクロカメラのリングライト


動画撮影では「デュアルキャプチャーモード」を搭載しており、アウトカメラとインカメラによる同時録画ができます。


「デュアルキャプチャーモード」



実際に操作してみると、Snapdragon 870とメモリ8G、リフレッシュレート90Hzディスプレイで、快適に動作します。操作感としては、ハイエンドモデルと同等となっています。
おサイフケータイ非搭載、有機ELではないディスプレイ、防水機能が防滴レベル、という点を除けば、ハイエンドモデルに限りなく近く、実用性が高いハイコストパフォーマンスモデルと言えます。

5G通信を利用したいユーザーで、スペックの高いモデルの選択肢としてお勧めです。


執筆 伊藤浩一