恐竜付きQRコードでWebページを簡単共有! 最新Chromeで使える便利機能

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現在表示されているWebページをほかの端末でも表示したいことがある。
これまでだと、URLをメールやメッセンジャーで送って別の端末でURLをクリックして……と、やっていた。

しかしGoogle ChromeであればQRコードで簡単に表示できる。
今回は、その方法を紹介しよう。


●WebページのQRコードを作成し、スマホで読み取って表示する
パソコンで見ているWebページをスマートフォンで見たい。あるいは、スマートフォンで見ているWebページを隣にいる知人のスマートフォンでも表示したい……。

このようなとき役立つ機能がGoogle Chrome(バージョン88以降)に標準搭載された。WebページのURLをQRコード化する機能である。

使い方は簡単だ。パソコンであれば、ChromeでWebページを表示したあと、ウィンドウ上部のURL欄にカーソルを置く。
右端に3つのホタンが表示されるので、真ん中の[このページのQRコードを作成]ボタンをクリックする。
すると中央に恐竜のイラストが入ったQRコードが表示される。

あとは、スマートフォンでQRコードの読み取りアプリを起動して、QRコードを読み取るだけだ。これでパソコンと同じWebページをスマートフォンで表示できる。また、[ダウンロード]をクリックしてQRコードが画像ファイルとして保存することも可能だ。

ここでは、Windows版のChromeでQRコードを作成し、iPhoneでQRコードを読み取る手順を説明しよう。


パソコンのGoogle ChromeでWebページを表示したら、URL欄にカーソルを置き、右端の3つのボタンの真ん中にある[このページのQRコードを作成]ボタンをクリックする。すると、恐竜マーク付きのQRコードが表示される。



iPhoneでコントロールセンターを開いたら、[QRコードをスキャン]をタップする。



パソコンのChromeで表示されているQRコードを読み取る



パソコンのChromeと同じWebページが表示される。


なお、同じ機能はスマートフォン版Chromeでも利用できる。
ただし、原稿執筆時点では、Android版Chromeはバージョン88だが、iOS版は1世代古いバージョン87となっている。
ここでは、Android版のChrome(バージョン88)での操作を紹介しておこう。


ChromeでWebページを表示したら、右上の縦3点アイコンをタップする。



メニューが表示されたら[共有...]をタップする。



[QRコード]をタップする。



QRコードが表示される。あとは、別のスマートフォンやタブレットでこのQRコードを読み取るだけだ。


なお、1世代古いiOS版のChrome(バージョン87)でも、WebページのQRコードを作成することは可能だ。URL欄右端の[共有]をタップし、表示されたメニューで[QRコードを作成]を選択するだけだ。

ただし、恐竜の付きのQRコードではない。バージョン88に更新されれば、Android版と同様の操作で恐竜付きのQRコードが作成可能になると予想される。


iOS版Chrome(バージョン87)でWebページを表示したら、右上の[共有]をタップする。



メニューが開いたら[QRコードを作成]をタップする。



QRコードが作成される。



井上健語(フリーランスライター)