山田邦子「ビートたけしさんもよく病院にいっていましたよ」伝説の番組「オレたちひょうきん族」の裏話を語る!
本部長・マンボウやしろと秘書・浜崎美保が、リスナーのみなさんと「社会人の働き方・生き方」を一緒に考えていくTOKYO FMの番組「Skyrocket Company」。9月9日(水)の放送は、ゲストに山田邦子さんが登場しました!
◆「すごいメンバーのなかにいたもんだなぁ」
やしろ:僕も、今は脚本家としてラジオでもしゃべらせていただいておりますけども、元々は芸人なので……だから緊張するんですよ、大先輩ですから。
山田:でも年齢があまり離れすぎていると、もう私なんて化石みたいな……(笑)。
やしろ:そんなふうには思わないですよ! だって僕、「邦ちゃんのやまだかつてないテレビ」(フジテレビ系)とか、そこはど真ん中で観ていました。
山田:小学生? 中学生とか?
やしろ:中学生くらいです。その前に「オレたちひょうきん族」(フジテレビ系)も観ていましたし。
山田:あー!
やしろ:「オレたちひょうきん族」って、今思うとめちゃくちゃなんです。
山田:“ぶっ壊し”だからね。ビートたけしさん、明石家さんまさん……今思うと、すごいメンバーのなかにいたもんだなぁ、って思いますけど。
やしろ:当時は当たり前のように観ていましたけど、たまにそのときの映像を観ると、“これはケガをしているんじゃないか”とか“本当にケンカをしているんじゃないか”とか。
山田:したした(笑)!
やしろ:“これどうなっているんだ!?“っていう事故ばっかり起きてるのよ。
山田:昭和だよねー。局の隣に病院がありましたので、よく(収録終わりに)みんなが行っていました。
やしろ・浜崎:(笑)
山田:たけしさんも、鬼瓦権造(「オレたちひょうきん族」でビートたけしが演じていたキャラクター)のまま(病院に)行っていましたよ。だって、自転車で突っ込んだりするからね。
◆「食らいついていかないと…」
やしろ:僕の記憶だと、あの番組で女性のメインとしては、山田邦子さん1人で。
山田:そんなことはないのよ。今いくよ・くるよさんとか春やすこ・けいこちゃんとか。
やしろ:そっか!
山田:そう。最初のうちはいたんですけど、だんだんと私のやることが多くなってきちゃって(笑)。
やしろ:そうですよね! それで、まわりの男芸人が“男とか女とか関係ない”って感じで振る舞うの。
山田:(男も女も)関係ないですよ、だって食らいついていかないと。台本もチョロっとしか書いていなくて、雑談みたいなリハーサルはあるけど、ワーッと笑っているとすぐに「じゃあ、本番!」ってなるから。それでついていけないと、ただボーっとしていることになるから必死でしたよ。
やしろ:詳しい台本があってみんなが練習して……ではなくて、“もうノリで!”という感じ?
山田:そもそも全部が“パロディ”なので。何かの映画が流行ると、それのマネをしたりとか、そういう話が多かったので。
やしろ:「ザ・ベストテン」(TBS系)が流行っていたら、それのマネとか?
山田:そう。「(黒柳徹子さんのモノマネで)まー、みなさまこんにちは」から始まり、私は図々しく中森明菜ちゃんをさせていただいたり、島倉千代子さんや松任谷由実さんにもお会いさせていただいたりしましたけど。
◆「華やかな時代でしたよ」
山田:私も、子どものときは「8時だョ!全員集合」(TBS系)が大好きだったんだけど、(「オレたちひょうきん族」をやっている)途中で“裏番組同士で仲が悪い”とかいわれて、ちょっとショックだったの!
やしろ:真裏でしたっけ? でもそうですよね。みなさんはドリフターズを観て育った世代で。
山田:(「8時だョ!全員集合」は)局が違ったんだけれども、フジテレビのほうにもドリフターズの特番みたいなのがあって、収録時間がかち合う日があるの。そうするとメイク室が戦争みたいになっちゃって、“ジトー”って(笑)。しかも、「夜のヒットスタジオ」(フジテレビ系)も同じ日だったんですよ。本当にごっちゃごちゃだったの。
やしろ:そこは少しずらせないものですかね(苦笑)。
山田:ねー、やっぱり華やかな時代でしたよ。でも今となってはみんな仲良しになって、残念ながら志村けんさんとはお別れになっちゃったけど、(加藤)茶さんとか(仲本)工事さんとか(高木)ブーさんだってすごく仲が良いのよ。
やしろ:そのときに競い合っていた“戦友”みたいになっちゃう、っていうことですかね?
山田:そう。だって携帯電話もなかったんですから、顔色とかをうかがうのはうまいのよ(笑)。
3人:(爆笑)
やしろ:LINEもなければね。
山田:何もない、大変よ(笑)。
<番組概要>
番組名:Skyrocket Company
放送日時:毎週月〜木曜17:00〜19:48
パーソナリティ:本部長・マンボウやしろ、秘書・浜崎美保
番組Webサイト:https://www.tfm.co.jp/sky/
(左から)マンボウやしろ、山田邦子さん、浜崎美保
◆「すごいメンバーのなかにいたもんだなぁ」
やしろ:僕も、今は脚本家としてラジオでもしゃべらせていただいておりますけども、元々は芸人なので……だから緊張するんですよ、大先輩ですから。
やしろ:そんなふうには思わないですよ! だって僕、「邦ちゃんのやまだかつてないテレビ」(フジテレビ系)とか、そこはど真ん中で観ていました。
山田:小学生? 中学生とか?
やしろ:中学生くらいです。その前に「オレたちひょうきん族」(フジテレビ系)も観ていましたし。
山田:あー!
やしろ:「オレたちひょうきん族」って、今思うとめちゃくちゃなんです。
山田:“ぶっ壊し”だからね。ビートたけしさん、明石家さんまさん……今思うと、すごいメンバーのなかにいたもんだなぁ、って思いますけど。
やしろ:当時は当たり前のように観ていましたけど、たまにそのときの映像を観ると、“これはケガをしているんじゃないか”とか“本当にケンカをしているんじゃないか”とか。
山田:したした(笑)!
やしろ:“これどうなっているんだ!?“っていう事故ばっかり起きてるのよ。
山田:昭和だよねー。局の隣に病院がありましたので、よく(収録終わりに)みんなが行っていました。
やしろ・浜崎:(笑)
山田:たけしさんも、鬼瓦権造(「オレたちひょうきん族」でビートたけしが演じていたキャラクター)のまま(病院に)行っていましたよ。だって、自転車で突っ込んだりするからね。
◆「食らいついていかないと…」
やしろ:僕の記憶だと、あの番組で女性のメインとしては、山田邦子さん1人で。
山田:そんなことはないのよ。今いくよ・くるよさんとか春やすこ・けいこちゃんとか。
やしろ:そっか!
山田:そう。最初のうちはいたんですけど、だんだんと私のやることが多くなってきちゃって(笑)。
やしろ:そうですよね! それで、まわりの男芸人が“男とか女とか関係ない”って感じで振る舞うの。
山田:(男も女も)関係ないですよ、だって食らいついていかないと。台本もチョロっとしか書いていなくて、雑談みたいなリハーサルはあるけど、ワーッと笑っているとすぐに「じゃあ、本番!」ってなるから。それでついていけないと、ただボーっとしていることになるから必死でしたよ。
やしろ:詳しい台本があってみんなが練習して……ではなくて、“もうノリで!”という感じ?
山田:そもそも全部が“パロディ”なので。何かの映画が流行ると、それのマネをしたりとか、そういう話が多かったので。
やしろ:「ザ・ベストテン」(TBS系)が流行っていたら、それのマネとか?
山田:そう。「(黒柳徹子さんのモノマネで)まー、みなさまこんにちは」から始まり、私は図々しく中森明菜ちゃんをさせていただいたり、島倉千代子さんや松任谷由実さんにもお会いさせていただいたりしましたけど。
◆「華やかな時代でしたよ」
山田:私も、子どものときは「8時だョ!全員集合」(TBS系)が大好きだったんだけど、(「オレたちひょうきん族」をやっている)途中で“裏番組同士で仲が悪い”とかいわれて、ちょっとショックだったの!
やしろ:真裏でしたっけ? でもそうですよね。みなさんはドリフターズを観て育った世代で。
山田:(「8時だョ!全員集合」は)局が違ったんだけれども、フジテレビのほうにもドリフターズの特番みたいなのがあって、収録時間がかち合う日があるの。そうするとメイク室が戦争みたいになっちゃって、“ジトー”って(笑)。しかも、「夜のヒットスタジオ」(フジテレビ系)も同じ日だったんですよ。本当にごっちゃごちゃだったの。
やしろ:そこは少しずらせないものですかね(苦笑)。
山田:ねー、やっぱり華やかな時代でしたよ。でも今となってはみんな仲良しになって、残念ながら志村けんさんとはお別れになっちゃったけど、(加藤)茶さんとか(仲本)工事さんとか(高木)ブーさんだってすごく仲が良いのよ。
やしろ:そのときに競い合っていた“戦友”みたいになっちゃう、っていうことですかね?
山田:そう。だって携帯電話もなかったんですから、顔色とかをうかがうのはうまいのよ(笑)。
3人:(爆笑)
やしろ:LINEもなければね。
山田:何もない、大変よ(笑)。
<番組概要>
番組名:Skyrocket Company
放送日時:毎週月〜木曜17:00〜19:48
パーソナリティ:本部長・マンボウやしろ、秘書・浜崎美保
番組Webサイト:https://www.tfm.co.jp/sky/