優勝トロフィーを掲げるリバプールMF南野拓実【写真:AP】

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リバプールがチェルシーを5-3で撃破 30年ぶりにリーグ優勝トロフィーを掲げる

 リバプールは現地時間22日、プレミアリーグ第37節でチェルシーと対戦し、5-3で撃ち合いを制した。

 日本代表MF南野拓実は終盤に途中出場し、試合後の優勝セレモニーでもメダルを授与された。英メディアは、南野が成し遂げたチームで“唯一の二冠”に注目している。

 第31節終了時点で30年ぶりのリーグ優勝を決めていたリバプールは今節、ホーム最終戦で難敵チェルシーを迎え撃った。試合は前半43分までにリバプールが3点をリードするも、その後は撃ち合いの様相を呈すことに。最終的には両チーム合わせて8得点が生まれる展開となり、リバプールが5-3で制して本拠地アンフィールドでの今季ラストゲームを勝利で飾った。

 南野は後半42分に途中出場。試合後に行われた優勝セレモニーではメダルが授与され、日本人史上4人目となるプレミアトロフィーを掲げた。そんななか、英メディアは公式ツイッターで南野が成し遂げたチーム“唯一の二冠”に注目している。

 英メディア「JOE」は「タクミ・ミナミノ。2019-20のオーストリア王者。2019-20のプレミア王者」と投稿し、今年1月まで在籍したザルツブルクのリーグ優勝にも貢献していたことを取り上げており、リバプール専門メディア「Rush The Kop」も「タクミ・ミナミノは今季プレミアリーグとオーストリア・ブンデスリーガを勝ち取った。絶対的なキング」と称えている。

 移籍後初ゴールがお預けとなっている南野だが、同シーズンに在籍した2つのチームが優勝した事実は、必ずや来季へとつながる自信になるはずだ。(Football ZONE web編集部)