冨安が日本人9人目の快挙! 現地紙も称賛「ドンナルンマを驚かせたゴール」

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 ボローニャに所属する日本代表DF冨安健洋が、18日にセリエA初ゴールを決めた。

 冨安はセリエA第34節のミラン戦に先発出場を果たす。ボローニャの2点ビハインドで迎えた44分、冨安はミランのイタリア代表DFアレッシオ・ロマニョーリをかわして、右サイドからペナルティーアーク内に切り込む。冨安が左足を振り抜くと、ボールはゴール左上に決まり、セリエA初ゴールを決めた。

 これによりセリエAでは、三浦知良、中田英寿、名波浩、中村俊輔、小笠原満男、森本貴幸、長友佑都、本田圭佑に続いて日本人選手9人目となるゴールとなった。

 イタリア紙『コリエレ・デッロ・スポルト』も冨安を称賛。「(イタリア代表GKジャンルイジ・)ドンナルンマを驚かせたトミヤスの素晴らしいゴールで、ボローニャが不利な状況を打開した」と掲載した。

 現在21歳の冨安は2019年夏にシント・トロイデンからボローニャに移籍。同選手は今シーズン、公式戦29試合に出場している。昨年12月に行われたセリエA第16節のアタランタ戦では移籍後初アシストを記録した。

 なお、ボローニャは1−5でミランに大敗。ボローニャは4試合勝ち無しの状態が続き、11勝10分13敗で暫定10位に位置している。